【着物】雨の日の足回り シューズ防水カバーで草履を濡らさない
以前クラウドファンディングで入手していたシューズ防水カバーを着物を着て使用したので、使用感を記載いたします。
シューズ防水カバー
クラウドファンディング「MAKUAKE」で支援募集されていたシューズ防水カバーにクリアー色が追加されていたので購入しました。
現在はクラウドファンディングは終了していますが、楽天にショップが出ているようです。
シリコーンラテックス素材でできているので丈夫で長持ちするはず、と思っての購入です。
内容物確認
商品は樹脂製の袋に入っています。使用方法が書かれた名刺大のカードも入っていました。
この袋自身にもチャック機構が付いています。雨の日に使い終わった後、袋に入れてチャックをしておけば、鞄の中の物を汚さずに片付けることが出来ます。
本体は、いたって簡単な作りになっています。左右対称なデザインですので、左右どちらを履いても同じです。靴底には滑り止めのギザギザの構造が付いています。
実際に履いてみた
草履+黒足袋の上にこのカバーを身に着けてみました。
このカバーは思った以上に「靴の形」ですので、草履に対してつま先部分の形が合っていません。
とは言え、「草履を履いている」のは一目瞭然です。
客観的に見ると、「和服の雨対策って、そんなものもあるんだね」といった感じなのではないでしょうか。
実際に小雨の中、街中を歩いてみました。濡れたタイルや、マンホールの上でも滑ることなく歩くことが出来ました。感覚的に、雨上がりに草履を履いた時よりも滑らなかったように思います。
当然、草履はもちろん、足袋も濡れません。
お手入れ
使い終わったら、草履の底の形で汚れていました。クリアーなので、汚れは目立ちます。
とは言えシリコーン製なので、水で丸洗いでOK。
陰干しすれば良いとのことですが、雑巾で拭いてあげるとすぐに乾きます。
水洗いした後は、こんな感じになりました。当然のように汚れは残っていますが、手間を考えると、水洗いでこの程度に回復するならいいのではないでしょうか。
まとめ
シリコーンラテックス素材のシューズ防水カバーを草履で使用してみました。
×シューズカバーなので、形状的にはジャストフィットとはいかない
◎カバーをかけても草履の存在感はしっかりとある
◎小雨程度なら、草履も足袋も濡れない
◎お手入れは手間いらず
どうしても形状が合わない面もあるので、気にしだすと気になりますが、使用感は二重丸です。
濡れない、滑らない。雨の日の草履の欠点を解消してくれました。
もっとも、歩き方によっては、蹴り上げてしまった雨水が着物につくかもしれませんが、それはまた別の話という事で。