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立体サウンドイヤホン Artio CR-V1 音楽鑑賞のみならず3Dオーディオにベストマッチ!!

クラウドファンディングで支援した立体サウンドイヤホン「Artio CR-V1」を手に入れました。独自技術で他にない聞こえ方をするこのイヤホンについてまとめます。

Artio CR-V1

Artioのクラウドファンディング

GREEN FUNDINGにて、支援募集が行われていました。

現在はクラウドファンディング自身は終了し、代理店での販売予約がスタートしています。

独自技術「WARPシステム」

普通のイヤホンでは、右の音は右だけから、左の音は左側だけから聞こえてきます。

対して、Artioの「WARPシステム」は、右の音にもちょっとだけ左の音を混ぜて、左にもちょっと右を混ぜて、あたかもスピーカーで聞いている音を再現してしまおうというシステムです。

この考え方自身は、別段新しいわけではありません。

超高価なヘッドホンですが、 JVCケンウッドが一人一人に合わせたシステムをカスタマイズする「EXOFIELD」という商品を出しています。

また、台湾のCROSSZONEというメーカーは「CZ-1」という商品で弱チャネルの音を再生するドライバーを持ったヘッドホンを出しています。

created by Rinker
CROSSZONE
¥247,500 (2019/11/21 07:01:33時点 Amazon調べ-詳細)

さらに言えば、下記のサイトに紹介されているLEARのNSS(Natural Stereo Sound)というシステムは、考え方は全く一緒です。

LEARの商品は専用のケーブルで混ぜ合わせた音を左右に分配する形式をとっているのに対して、今回のArtioの商品は、軽量なイヤホン内部で完結させているため、非常にコンパクト、且つ価格もそこそこに抑えられています。

商品ラインナップ

ラインナップとしては、チタン合金でできたCR-V1と、アルミ素材のCR-M1の2種類が発売されます。

筐体の違い以外に、CR-V1は製品作成時の最終工程で音の微調整を行える独自技術s.n.a.(Smart Nozzle Adjuster)機構が入っていますので、より左右のバランスの取れた商品となっています。価格の差は調整費と思っていいのではないでしょうか。

プロダクト名 CR-V1 CR-M1
搭載音響技術 WARPシステム
SkIS機構
s.n.a機構
ドライバーユニット φ10mmダイナミック型1基 φ10mmダイナミック型1基
音響方式 密閉型 密閉型
出力音圧レベル 105 dBSPL/mW 106 dBSPL/mW
周波数特性 20 Hz ~ 20 kHz 20 Hz ~ 20 kHz
最大入力 200 mW 200 mW
公称ユニットインピーダンス 32Ω 32Ω
質量 約 15.8 g 約 14.9 g
筐体 フロント チタン合金 アルミ
リア アルミ アルミ
ケーブル 3.5mmプラグOFC線
スパイラルケーブル
(2.5mmプラグ着脱方式)
3.5mmプラグOFC線
スパイラルケーブル
(2.5mmプラグ着脱方式)
付属品ケーブル 3.5mmプラグ銀メッキ線
スパイラルケーブル
(2.5mmプラグ着脱方式)
イヤーピース final E タイプ (SS/S/M/L/LL)

final E タイプ (SS/S/M/L/LL)

その他付属品

・キャリングケース
・イヤーフック
・取扱説明書
・保証書

・キャリングケース
・イヤーフック
・取扱説明書
・保証書

原産国 MADE IN JAPAN MADE IN THAILAND
https://japanese.engadget.com/2019/08/07/gf091-artio/

内容物確認

今回私は、CR-V1を購入いたしました。

パウチで包まれた商品と、メッセージカードが付いていました。こういう物を見ると、サポートして良かったと思います。

パウチの中には箱が一つ入っていました。箱の中も紙素材で綺麗に配置されています。

蓋を取ると下記の通り、イヤホン本体とケーブル・アクセサリーが綺麗に配置されています。

中身は下記の通りでした。

  1. イヤホン本体
  2. イヤーピース5種類
  3. 専用ケーブル
  4. CR-V1用シルバーリケーブル
  5. 専用ケース
  6. U字型部品
  7. 説明書類

SHURE掛け用のパーツ

U字型の部品は、ケーブルを耳に引っ掛けるために取り付けるものです。俗にいうSHURE掛けようですね。

ケーブルは特別仕様

ケーブルはオーディオ機器側が3.5mm3ピン端子、イヤホン本体側が2.5mm3ピン端子となっています。左右のイヤホン両方ともに左右の音の情報を持って行っています。他には見ないケーブルです。汎用品のリケーブルはまず無理なのではないでしょうか。

サイズ感はSHURE SE535よりもゴツイ

個人的に、普段はSHURE SE535LTDを使い倒しています。一時期SHUREのフラッグシップイヤホンだったこともある、全域でフラットに音を出してくれる良いイヤホンだと思っています。

SE535自身、BAドライバーを3基搭載しておりそれなりに大型のイヤホンです。対してCR-V1はダイナミックドライバーが1基のみですが、CR-V1はSE525以上にゴツイ

一般にダイナミックドライバーはBAドライバーよりも大型だと言われているように、ドライバー部分の厚さはSE535の倍近くあるんじゃないでしょうか。

鞄に入れても、それなりに存在感がありそうです。

使用感

イヤーピース、むっちゃ大事

CR-V1はカナル型(耳の中に突っ込むタイプ)です。カナル型の特徴にもれず、このイヤホンもイヤーピースで低音がかなり変わります。ちゃんと耳に入っていないと低音がスカスカになります。適切サイズのイヤーピースを選んであげるとグッと音圧が上がります。

このため、純正のイヤーピースはサイズ別で5種類も準備されています。

一通り試した結果、私はMサイズを使うこととしました。

また、イヤーピースはfinalのEタイプですので、既存の物も使えるのは嬉しいですね。

音漏れ・遮音性の様子

イヤーピースが正しくセット出来ていれば、CR-V1から聞こえる音は結構大きく聞こえるはずです。静かな部屋で音を流したままのCR-V1を取り外すと、パッと小さくなり10cmも離せば殆ど聞こえなくなります。更に、イヤーピースをふさいでしまえば、ほぼ無音です。音漏れは殆ど気にしないで良いでしょう。

ではCR-V1を付けた時の外の音はどれくらい聞こえるのか。これはあまり遮断してくれません。8割くらいは聞こえているようなイメージです。これは憶測ですが、下のように外部の圧力と耳の中の圧力を保つための穴があるために、遮音性が悪いのではないかと考えています。

疲れにくい

電車・新幹線で3時間程度付けてみました。普段使っているSE535では2時間しないうちに聴き疲れてくるのですが、CR-V1では”まだまだいける”状態で移動を終えました。

このイヤホン、付けていて耳の中に「今イヤホンを付けています!」という主張があまりありません。聞こえてくる音の位置が若干前方にある自然な音であることと、前述の圧力用の穴のおかげではないでしょうか。

音のイメージ

全域でくっきりとした音が聞こえてきます。かと言って、高音が刺さるようなことも無く、低音も自然な音量で聞こえてきます。

小さな音までちゃんと再現してくれるので、ライブ音源やアコースティック音源では録音場所の空気感も伝わってきます。

ギターのピックが弦に触れる音とか、ボーカルの息遣い、果ては反響によるホールの広さの感じ等々、これだけ奏でてくれれば文句はありません。

個人的にSE535をメインに使い倒していますが、楽曲によっては解像感でCR-V1の方が勝っているように感じるものもありました。まぁ、SE535が経たっているだけかもしれませんが。

Oculus Rift Sで東京クロノスをやってみた感想

Oculus QuestやOculus Goは音にホワイトノイズが載るので、動き回るアプリ以外はOculus Rift S版で楽しんでいます。

さて、今回試した東京クロノスですが、キャラクターの位置から音が聞こえる3Dオーディオに対応しています。プレイヤーの見ている方向に合わせて音が動くので、検証にもってこいでしょう。

いつもはOculus Rift Sを使う時には、ONKYOのH500Mという密閉型のヘッドホンを使っています。クリアーな音が鳴るため、割と気に入って使っています。

さて、ヘッドホンやイヤホンでこの手のゲームをやってみると、下記のような違和感を感じることはないでしょうか。

  1. 目の前にいるキャラクターの声が自分の真ん中から聞こる
  2. 斜め前にいるキャラクターの声は真横から聞こえる

私自身これらの不満も覚えつつ、「ヘッドホン・イヤホンの性質上仕方がない」と諦めていました。

で、今回CR-V1を使ってみたところ、

  1. 目の前にいるキャラクターの声が自分の前にいるように聞こえる
  2. 斜め前にいるキャラクターの声は斜め前にいるように聞こえる

という聞こえ方をしており、キャラクターのいる位置が明瞭になりました。

また、試しにYouTubeに挙げているAmbix(3Dオーディオ)対応のコンテンツを見てみたところ、音の方向がよりはっきりしているように感じます。

音の方向がはっきりするという事で、3Dオーディオが一歩実体験に近い形に進化したように思います。

WARPシステムの考察と聞こえ方

ライブ音源を聞いた時の聞こえ方の違いを元に、個人的に感じた聞こえ方をまとめます。

通常のイヤホンの聞こえ方

通常のイヤホン装着時には、左右の耳には下のような音が聞こえています。

右耳右音声のみ
左耳左音声のみ

このため、聞こえてくる音は、頭を中心として、左右に1次元の広がりを持ちます(頭内定位)

ライブ音源などを聞くと、まるで自分がステージ上に立ってしまっているかのように聞こえます。

スピーカーの聞こえ方

音が頭から大分離れた位置でなっているため、右耳にも左の音声が聞こえてきます。

右耳右音声と、若干の左音声
左耳左音声と、若干の右音声

確実に前から音がなっていますし、左右の音もある程度分離して聞こえます。結果、ライブ音源の奏者は前方に配置しているように聞こえます(前方定位)

CR-V1の聞こえ方

CR-V1では、スピーカーの聞こえ方を真似て、あえて左右の音を混ぜると言ったシステムを作っています。

右耳右音声と、若干の左音声
左耳左音声と、若干の右音声

スピーカーとしてはとても近い位置にあるような感覚にチューニングされているのではないでしょうか。

音を鳴らすと、前方からは聞こえるものの目の前でなっているようなイメージになります。

結果、ライブ音源では、ステージ最前列にかぶりついているような聞こえ方をします。

まとめ

独自の技術で音に立体感を持たせたイヤホン「Artio CR-V1」を入手しました。

音楽を楽しむ上でも、目の前で音が鳴っているような自然な音を聞くことが出来る素性の良いイヤホンのように感じます。

また、この前方で音が鳴っているように聞こえるという効果をVR等の3Dサウンドで用いると、音源の位置がよりはっきりとしました。

映像だけでなく、音の空間も再現できるならば、没入感もアップすることでしょう。

なお、イヤホンの音は人の骨格や耳道の形なども影響して聞こえ方が違ってきます。

e-イヤホンや、ヨドバシカメラに置かれるようですので、是非体験してみてください。

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