【VR】Nintendo SwicthでVRは安全なのか? 親として思うこと「Nintendo Labo: VR Kit」
Nintendo Labo: VR Kitって何?
VRをつくる、VRであそぶ、VRがわかる。段ボール製の工作キット「Toy-Con(トイコン)」を組み立て、Nintendo Switchと組み合わせればNintendo Switchでお手軽なVR(バーチャルリアリティ)のゲームを遊ぶことができます。
VRゴーグルToy-Conは手で持って操作しますので、頭への着脱の手間なく、素早く取り扱える点が特徴です。VRゴーグルToy-Conを、バズーカ、カメラ、トリなど5種類のToy-Conと合体させることで、VR空間で実際に体を動かしゲームの世界と連動するユニークな体験をお楽しみいただけます。
また、下記のサイトではレビューが載っています。
VRゴーグルの対象年齢
さて、この「Nintendo Labo: VR Kit」について、対象年齢が7歳以上となっています。
Nintendo Laboの想定購買対象を考えると妥当なところと思えます。ちなみに、他のVRゴーグルの対象年齢はこちら。
機種名 | 対象年齢 |
HTC Vive | 13歳以上 |
Playstation VR | 12歳以上 |
Gear VR | 13歳以上 |
Oculus Rift | 13歳以上 |
Oculus Go | 13歳以上 |
Windows MR | 13歳以上 |
PSVR以外は、軒並み13歳以上となっています。
VRゴーグルの弊害について
2眼式のモニター、いわゆるVRゴーグルでは、「13歳問題」と呼ばれる問題があるそうです。
「13歳問題」とは、簡単に言うと、”健康障害や、プライバシー保護の観点から、未成熟な13歳未満の子供がVRゴーグルの使用を推奨しない”という内容の問題です。
下記のサイトが参考になります。
現状のVRゴーグルは、”目の焦点はそのままなのに、手前にも奥にも焦点が合う”という、致命的な欠点があります。このため、目の神経の未発達な子供が2眼式のVRゴーグルを用いると、成長に悪影響を及ぼすことがあるためとされています。
まとめ
一部のVRアトラクションでは年齢制限を緩和し7歳以上としているところもあるようです。
「Nintendo Swicth」とVRアトラクションの決定的な違いは、いつでも遊べるという点では無いでしょうか。
子供は、多少目が疲れても、楽しければ際限なく遊んでしまいます。
VR kit は子供たちにも受けるでしょうし、ある程度売れることでしょう。極々少数であれ、障害を持つ子が発生しないことを願います。
対象年齢が比較的低いNintendo SwicthでのVRは、親としては止めて欲しかったというのが現状の思いです。
この思いが杞憂であることを願って止みません。
この商品に魅力は感じますが、個人的には見送りとなりそうです。
「Nintendo Labo: VR Kit」を買われる保護者の方へ
上記の理由から、子供が遊ぶ時間を制限した方が良いかと思われます。
まだの方は、「Nintendo みまもり Switch」を導入されては如何でしょうか。
1日に遊べる時間を制限できます。強制的にゲームを終わらせることが出来ますので、VRでの障害は起こりにくくなると考えられます。
参考サイト
(蛇足)
現状のVRゴーグルは2次元の色データを立体だと勘違いさせているだけですので、脳は混乱して当たり前です。 本当の光のデータは、色と強さと方向を持っている(ベクトル)ので、”場”を作る必要があるのです。 ライトフィールドディスプレイ(Light field display)が本来の3次元の光の再現だと思います。 子供にも安全にVR体験をさせたいのなら、下記のホログラムディスプレイなんて良いかもしれません。