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Insta360 EVO 付属のVRゴーグルをCardboardアプリに対応させる手順

2019年8月21日

Insta360 EVOには、付属のVRゴーグルが付いてきます。Insta360 EVO用アプリで使用する分には綺麗に3Dに見えるのですが、Androidの他のVR用アプリで使用するにはCardBoardに対応させる必要があります。下記は、iOSでも設定できるようですが、私は未確認です。

Insta360 EVO付属のVRゴーグル

外見

非常にコンパクトです。折りたためばポケットにすっと入ってしまいます。

性能

Insta360 EVOのアプリで見る限り、それなりに3Dに見えます。

アプリ起動後、下の「アルバム」を押します。

見たい映像を選んで、

右下のVRゴーグルアイコンをタップします。

後は画面中央の白い線に沿って、VRゴーグルをセットして、

見る時は上下引っ繰り返す、となっています。

Insta360 EVOのアプリでも、多少歪んで見えますが、例えばVeeRのアプリを見るとスマホを動かすとぐにゃぐにゃ。これでは酔ってしまいます。

CardBoardに対応させるには

アプリでちゃんと3Dに見えないのは、レンズの情報がスマホに入っていないからです。

レンズの距離やら、厚さ等の情報は本来VRゴーグルメーカーからQRコードの形で提供されます。

例えば、下記のような物。これがメーカーから出ていればいいのですが、Insta360 EVOの付属品のQRコードが見つかりません。

ちなみに、これは、私がInsta360 EVOの付属のVRゴーグル用に作ったものです。作り方を後述します。

類似品 or OEM ?

このVRゴーグル自身の形はさほど珍しい物ではありません。Amazonで\200弱の物もあったりします。

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また、エレコムの「P-VRG06BK」もちょっと似ています。

エレコム 3D VR ゴーグル グラス 極小タイプ 折りたたみ可 ブラック P-VRG06BK

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類似品のQRコード

上記のエレコムの「P-VRG06BK」のレビュー欄には、自分で作ったという猛者がいらっしゃいます。

また、例えば下記のサイトでは、VRゴーグル用のQRコードが大量に張り付けられています。

上記のサイトの「Homido Mini」や「Lion VR Mini」が形状的には近いように思います。

これらのQRコードを試してみましたが、やはり画像がゆがみます。まだマシなのは「Lion VR Mini」かな、といったところでしょうか。

QRコードを自作する

エレコムのレビューに書き込まれていた方がいらっしゃるように、このQRコードは自作出来ます。

QRコード作成準備

まずご自身のスマホのPixel Density (画素密度)「ppi(pixel per inch)」を調べておきましょう。

ご自身のスマホの名前と「ppi」で検索すれば、上位にヒットするはずですが、例えば下記のようなサイトを見れば一覧表があります。ご参考までに。

作業では、いつも使っているスマホと別に、もう一台、設定するための機材が必要になります。PCでもスマホでもタブレットでも動くようです。前者はプレビュー、後者は設定の編集に使います。

私はPCを使用しましたので、編集側をPC、プレビュー側をスマホと記載いたします。

設定サイトにアクセス

下記のGoogleのCardBoardの公式サイトにアクセスします。

上記のサイトに行き、少し下を見ると、QRコードが表示されています。

このQRコードをスマホで読んであげると、下記のような表示が出ます。先に調べておいたスマホのPixel Density (画素密度)「ppi(pixel per inch)」を入力します。

「OK」を押すと下の表示に変わります。

画面をタップすると、

原色のカラフルな箱の中に入ったかのような表示になります。VRゴーグルをつけて調整していきます。

各長さの設定項目

PCの画面をスクロールすると、「VIEWER PARAMETER FORM」という項目があります。

ここを入力していくと、ご自身のスマホとVRゴーグルに最適な設定を作ることができます。

Your Company何を入れても構いません。出来上がったQRコードに名前が反映されます。
ここでは、「Kimono oyaji」と記載しています。
Viewer Name何を入れても構いません。出来上がったQRコードに名前が反映されます。
ここでは、「Insta360EVO」と記載しています。
Primary button typeVRゴーグルをつけた状態での操作手段を設定します。
このVRゴーグルを使って操作することは無いので、ここでは「None」を選びました。
Screen to lens distance (mm) スクリーンとレンズまでの距離を入力します。ざっくりとした測定ですが、このVRゴーグルでは60mm程度です。
Inter-lens distance (mm) 左右のレンズの中心の距離を入力します。ざっくりとした測定ですが、このVRゴーグルでは、65mm程度です。見る人の瞳孔間距離も影響するようですので、要調整です。
Screen vertical alignment ゴーグルを何処にセットするのかを指定します。このVRゴーグルでは、「TOP」となります。
Tray to lens-center distance (mm) VRゴーグルの中心と、スマホの画面の端の高さの差を入力します。
このVRゴーグルでは、スマホのセット位置とレンズ中心の距離が約35mmです。スマホのケース・縁をざっくり2mmと考えて、33mmを入力しました。
Screen to lens distance (mm) はおよそ60mm
Inter-lens distance (mm) はおよそ65mm
Tray to lens-center distance (mm) はおよそ35mmからスマホの縁の距離を引いた物

ここまでは、定規で測れば何とか測定ができるところです。

レンズの設定項目

次にレンズの設定項目です。これは、レンズの性能が分かっていれば、その値を入力すればいいのですが、今回は分かりませんので、VRゴーグルを除きながら、手探りで設定していきます。

PCで「Distortion coefficients」をいじると、リアルタイムでスマホの画面が更新されます。

画面全体で、線が直線になるように調整していきます。

k1レンズの全体的な曲率のようです。視野の中心付近が直線に見えるように調整します。
今回は、「0.200」としました。
k2レンズの周辺の曲率のようです。視野の外側の線が直線に見えるように調整します。
今回は、「0.100」としました。

以上で、一通りQRコード作成準備が整いました。

PCで、「Generate Profile」をクリックします。

QRコード下の「Download **」を押して、自分の設定を持っておきましょう。

アプリ「CardBoard」にQRコードを読ませる

Androidの場合はGoogleのアプリ「CardBoard」にQRコードを認識させれば、「CardBoard」に対応しているアプリは自動的にこの設定を参照します。

アプリのインストール

Google Playの「CardBoard」をインストールします。

インストールが終われば、「開く」を押します。

メディアへのアクセス許可を求めてきますので、許可します。

セットアップの画面に入ります。橙色の「→」をタップします。

カメラへのアクセス許可を求めてくるので許可します。

QRコードを探すために、カメラが起動します。

枠の近くにQRコードを持ってくると、「ペア設定が完了しました」と表示されます。

続けて「→」をタップすると、 VRゴーグルを取り付けるように指示が出ます。

取り付けて、画面をタップすると、オオカミが表示されます。

ここで、VRゴーグルの設定を確認して、問題なければ終了です。この地点で新しいVRゴーグルの設定がスマホに反映されています。

設定を変更した場合

前述の手順でQRコードを作成したのち「CardBoard」アプリを起動します。

右上の点が3つ縦に並んだメニューボタンをタップします。

「ビューアを切り替え」という項目が出るので、ここをタップします。すると、カメラが起動し、QRコードの読み取りの手順に移ります。

ここで、新しいQRコードを読ませてあげると、新しい設定が反映されます。

まとめ

Insta360 EVOの付属のVRゴーグルを他のVRアプリで使えるように設定してみました。

レンズの設定がなかなか難しく、「設定なしよりはマシ」程度の出来ですが、一応見れるようになったかと思います。

スマホや見る人によっても変わってくるようですので、気になる方は上記にチャレンジしてみてください。


参照サイト

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