Oculus Quest サードパーティー製キャリングケースを買ってみた
Oculus Quest用純正キャリングケースは品切れが続いています。純正ケースが欲しいところではありますが、無い物は仕方が無いので、サードパーティー製のキャリングケースを買ってみました。
実際に手に取って、どんな感じだったのかを記載致します。
検討したケース
AmazonでOculus Quest用ケースを探すと、基本は下記の3種類のケースに分類されるように思います。
(タイプ①)前面が外向き・コントローラを寝かせるタイプ
Oculus Questの前面が外向きに配置されています。Oculus Questのカメラがケースの端に来るために、ケースが頑丈、もしくは内部のクッション性が高く無ければ、本体が破損しやすい配置です。
(タイプ②)前面が外向き・コントローラーが縦置きタイプ
Oculus Questの前面が外向きに配置されているのは、上記と同じです。コントローラーが縦置きになっているため、コンパクト感があります。
(タイプ③)本体・コントローラー共に、クッション材に覆われているタイプ
本体もコントローラーも、クッション材に収納するタイプです。最も安全に持ち運べるタイプでしょう。
(参考)収納特化型
持ち運ばないのであれば、収納に特化した下記のようなケースもあります。
比較検討
安全に持ち運ぶことを重視するのであれば、迷うことなくタイプ③を選ぶべきでしょう。
私の様な、基本は家の中での移動・収納がメインになる人にとっては、小型・軽量というのが選択基準となるのではないでしょうか。
上記の商品リンクに無かった項目は同等であろう商品の説明欄から数字を引っ張ってきました。
体積比較
まずはサイズ感です。
縦(mm) | 横(mm) | 高さ(mm) | 体積(mm3) | |
タイプ① | 36 | 24 | 10 | 8640 |
タイプ② | 26 | 22 | 18 | 10296 |
タイプ③ | 39 | 31 | 13 | 15717 |
参考 | 27 | 21 | 12 | 6804 |
意外とタイプ①のタイプの体積が小さいようです。タイプ②のコントローラー縦置きタイプは、高さが大きくなるので、収納体積としては大きくなってしまうようです。
タイプ③のクッション性重視のタイプはタイプ①の二倍近い体積。それだけクッションが入っていれば安心です。
参考として載せた収納特化型ケースは流石の小ささです。
重量
次にケースの重量を見ていきます。
なお、
- Oculus Quest本体重量:595g
- Oculus Questコントローラー重量:130g(電池込み)
でしたので、855gを収納する計算になります。
これを踏まえて、考えていきます。
ケース重量(g) | 本体込み重量(g) | |
タイプ① | 675 | 1530 |
タイプ② | 385 | 1240 |
タイプ③ | 1250 | 2105 |
参考 | 100 | 955 |
タイプ②のコントローラー縦置きタイプが軽いです。タイプ③は流石の重さ。Oculus Questを入れると2kgを超えてきます。
参考の収納特化型は100gと本当に軽いです。
私が買った物
以上を踏まえて・・・と言いますが、結局は、
体積が最も小さい
という点を重視して、タイプ①を購入しました。
「タイプ③は大きすぎ。タイプ②とタイプ①は300gしか変わらない。なら、体積重視で」という思考の流れです。
ケースレビュー
梱包状態
ケース以外何も入っていないダンボールが届きました。もちろん固定はされていましたが、
ダンボール ⇒ ラップ ⇒ ビニールの袋 ⇒ 商品
以上。
”これはやってしまったか”と思いました。
商品確認
開けてみると結構しっかりとしています。
持ち手部分やファスナーの素材はフェイクレザーかと思いますが、値段の割りには安っぽくないできです。
内側もしっかりとした作りになっています。薄く布地が貼られていますので、本体に傷が付く心配はなさそうです。
本体以外に入っていたのは、
- ショルダーストラップ
- ケーブル用ストラップ
- 接眼レンズ用カバー
この3つです。
ケースのポケット
二川にチャック付きのポケットが2つ付いています。このポケットの為に、上の写真のケースのフタの出っ張りがあるようです。
上側のポケットの深さは約13cm。下まで貫通しているわけではなさそうです。
次に下側のポケット。こちらも深さ訳13cmでした。マチは、ケースの蓋の出っ張り分の1cm弱だけあるようです。
充電器やケーブルを収納する分には十分でしょう。
ケースに収納してみる
Oculus Questを順に収納してみます。
まずはコントローラー。左側のコントローラー収納部分に側面のトリガー用のくぼみがありました。ちゃんと作ってある感じがします。
コントローラーを収納した後、本体を収納しました。
心配していたカメラ部分ですが約1cm程度、ケース端から離れています。ケース自身が固めの素材で出来ていますので、これだけ空間が空いていれば、運搬時の落下程度ならカメラの破損はなさそうです。
接眼レンズ用カバー
これが以外と嬉しい。柔らか素材で出来たカバーです。ピッタリとはまります。持ち運び中に、もし何かの弾みで、小物が動いてもレンズが傷つきません。
ケーブル用ストラップ
説明書も何もないので、よく分かっていないのですが、下の様に使っています。
わりとコンパクトにまとまります。
ショルダーストラップ
ショルダーストラップは、良くあるタイプですね。特記すべき点はありません。
ストラップの取り付け部の部品は、持ったときにヒンヤリとすることから、金属で出来ているようです。
プラスチック製ではなさそうですので、耐久性にも期待できそうです。
まとめ
今回、Oculus Quest用にキャリングケースを購入致しました。純正ケースよりも\2,000近く安いため、品質的に心配ではあった物の、実物を見て満足のいく買い物だったと思っています。
構造的にも単純ですので、
- さっと取り出せて、
- ささっと使って、
- さっと片付けられる
と、動作が少ないため、今のところ、ズボラな私でも片付けれています。