Insta360 EVO レビュー 3Dドラレコのように使えるのか試してみた
180度3D動画で、自動車の運転時のログのような使い方が出来るのか試してみましたので、まとめます。
カメラの設置
ダッシュボードやフロントガラスに設置する場合の注意点
ダッシュボード上にものを置く場合には、視界の妨げになってはいけないと、国土交通省の保安基準が制定されています。
下記のリンクのように、視界を妨げないように注意する必要があります。
なお、ドライブレコーダーだと言い切れるのならば、視界の妨げにならないようにフロントガラスに張り付けれるのかもしれません。取り付ける場合は、ディーラーやオートバックスなどの専門店に聞いた方が良いでしょう。
今回は試しという事で、視界の妨げにならないように、ダッシュボード上に設置します。
使った部品
ダッシュボード上に物を置くために、GoPro用の安物のアクセサリーキットを使いました。
アクションカメラ用のマウントから、 1/4インチネジに変換できるものを使っています。
私は下記の商品を買いましたが、各寸法が適当で微妙にずれていて使いにくかったので、お勧めしません。もう少し良い物を使いましょう。安物買いのなんとやら、ですね。使ってますが。
設置状況
こんな感じで設置しました。座高の高い私には、全く視野の妨げにならない場所です。背の低いInsta360 EVOならではです。
撮影した3D動画
上記の状態で撮った動画が下の動画です。
思ったよりもきれいに撮れていますが、立体感は思ったよりも無いです。被写体が遠すぎるのでしょうね。
まとめ
Insta360 EVOで、十分きれいに撮れています。ドライブログとしては十分使えそうです。タイムラプスにすると、面白い映像が作れそうです。
とはいえ、立体感はあまりないので、この撮り方をするのならば、360度モードにして、車内の様子も撮った方が良い思い出の記録になるのではないでしょうか。
また、トンネルに入る時や出る時の露光の変化も自然に出来ています。急激な光量の変化にも追従できるのはありがたいです。HDR( High Dynamic Range )対応の効果もあるのでしょうね。
なお、注意点は下記の3つです。
電池 | Insta360 EVOは連続での動画撮影は1時間程度で電池が切れます。microUSBから充電しながら撮影すれば、長時間撮影できるでしょう。 |
発熱 | ダッシュボードなど直射日光の当たる場所では発熱で停止する可能性があります。熱対策は必要でしょう。 |
容量 | 5.7k画質では、約101Mbpsで記録されます。 32GBのSDカードでは40分程度しか記録できません。 |
蛇足ですが、ソメイヨシノは殆ど葉っぱだけになっています。もう一週間早く良ければと残念に思います。