【着物生活】着物が掛けられるハンガーラックを買ってみた話
着物を着る機会が増えてくると、どうすればズボラが出来るか考え手抜きを始めるかと思います。
私の場合、衣紋掛けを何処に掛けるか、いつも悩んでいました。一先ず、ハンガーラックを買ってみました時のことを、まとめます。
着物が掛けられるハンガーラック
着物を掛ける場合、気をつけた点は、
- 上から下までの間に柱がないこと
- 高さが160cm以上あること
この2点です。
まず、1点目、柱がないことについては、着物は肩から裾までつながっていますので、よくある上下段に分かれているタイプですと、綺麗に収納することが出来ません。
次に、2点目、高さが160cm以上であることについては、正確にはご自身の身丈+10cm程度と考えてもらえば良いかと思います。『着物の縦の長さ≒身丈 + 衣紋掛けの長さ』分の高さがないと、ハンガーラックに掛けたときに、裾が床についてしまいます。これを防ぐために、上述の通り、身丈+10cm程度の高さが必要になります。
これらを踏まえて購入したのが下記のラックです。
このハンガーラックは、途中に柱もありませんし、高さも108~184cmに調整可能です。
購入してみて分かったこと
購入してみて、実際に着物を掛けてみると、分かってくることがあります。
写真の浴衣がくちゃくちゃなのはご愛敬と言うことで。
良かった点
想定していたとおり、衣紋掛けに掛けた状態で、裾を引きずることなくラックに掛けれます。
また、フックにちょうど良い感じで、帯やら帯締めなどが掛けられるので、ズボラが進みました。
悪かった点
少し考えれば分かるのですが、思った以上に場所を取ります。
落書き程度ですが、イメージです。
購入したハンガーラックの長さが100cmです。着物自身は衣紋掛けに掛けてつるすので、着物の裄の二倍の幅が必要です。私は裄が70cm強です。ハンガーラックをフル活用しようと思えば、大体100cm×150cm程度の床面積が必要になってきます。
残念ながら私の家にはそこまでの余裕がないので、着物は斜めに収納されています。
下記のラックならば、80cmで済むので、まだマシかもしれません。
個人的には、ハンガーラックの幅は50cm程度で、高さが高い物があれば良いのですが、なかなか良い物がありませんね。
まとめ
着物を着始めてから、上記の様な背の高いハンガーラックを購入して使っています。「場所を取る」という欠点はありつつも、活用しています。
熱くなってからは、綿麻の浴衣を着物代わりにして、洗濯機で洗った直後から、このラックに掛けています。
上の写真がくちゃくちゃなのはこのためですね。普段着なので、こんな扱いです。
ちなみに、使っている衣紋掛けは下記のタイプ
洗い立てで湿っている着物を干すときには、この伸びるタイプが使い安いです。
最初、下の折れるタイプを安いからと思い買ったのですが、どうにも使いにくくて使わなくなりました。
安物買いのなんとやらです。