Insta36 EVO レビュー 180度3D撮影時の自撮り棒

2019年4月21日

Insta360 EVOを使っていています。Velbonの自撮り棒を使って撮影しています。映り込み具合をまとめつつありますので、ご参考までに。

純正ミニ三脚おさらい

純正のミニ三脚にもなる自撮り棒のサイズについておさらいです。

まずは、取り付けてみたところ。前面から見ると、本体と接触する部分ははみ出しなし。テーパー(傾けてある)部分からが、はみ出しているように見えます。

サイズ感は、全長が131mm(ネジ部分含まず)

頭の部分が18mm

三脚にもなる部分が29mmでした。

このミニ三脚の決定的な欠点は、ヘッド部分の回転機構が無い点にあります。このまま持つと手が映り込みます

私が使っている自撮り棒

Velbonの「ULTRA STICK SELFIE」という自撮り棒を使っています。

これを付けると、結構はみ出します。

Velbonの自撮り棒のヘッドの部分は、28㎜でした。

単純計算で、

( 28mm – 18mm ) / 2 = 5mm

5mmはみ出す計算です。

作例(180度3D写真)

写真を撮った状態はこんな感じ(Vuze XRで撮影)で撮影しています。

Velbonの自撮り棒にManfrottoのミニ参酌「MTPIXI-B」を付けています。

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この状態のInsta360 EVOで写真を撮ると、こんな感じです。

下を向くと、自撮り棒自身の台座は映り込んでいませんが、ヘッドを固定するレバーが映り込んでいます。三脚は映り込んでいます。

レバーの位置を意識すると、下の写真のように映り込みません。

作例(360度写真)

同様に、下の写真の状態で撮影しています。(Vuze XRで撮影)

Insta360 EVOで360度写真を撮ると、

今度は、下を向くと三脚の影以外に、もやっとした影は、先ほどと同様、自撮り棒のレバーでしょう。

上記のVelbonの自撮り棒で撮った360度写真がこちら。自撮り棒は映り込んでいません。

はみ出した自撮り棒が映り込まない理由の考察

動画を編集していて気づきましたが、このVelbonの自撮り棒を使って撮った動画には、自撮り棒の台座が映り込んでいました。

正確に言うと、ちょこちょこ台座が顔を出します。

考えられることとしては、Insta360 EVOは撮影時の手振れ補正用として、記録に残さない領域まで映している、という事でしょう。

つまり、

・写真撮影では手振れ補正用の部分の映像は使用されることが無いので、自撮り棒の台座は映り込まない。

・手持ちでの動画撮影時には、手振れ補正用の部分の映像を使って補正をかけるため、自撮り棒の台座が顔を出す。

と考えられます。

まとめと提案

5mmもはみ出しているVelbonの自撮り棒では、180度3D写真では 台座は映り込んない事が分かります。ヘッド固定のレバーの位置は気を付ける必要があります。

360度写真も同様です。

写真撮影では気にならないレベルですが、動画撮影時には気になるかもしれません。

対策としては、例えば下記のような自撮り棒なら全く映り込まない撮影が出来るのではないでしょうか。

激安です。作りは値段相応ですが、重量の軽いInsta360 EVOなら問題ないように思います。

つけてみると、全くはみ出しません。むちゃくちゃ”ジャストフィット”してます。

今回は取り急ぎ、記事をアップしました。近日中に、上記の安物自撮り棒との比較と共に、修正いたしますが、ご参考までに。