Vuze XRのファームウェアがアップデートされました Version 1.2.54029
5/10にVuze XRのファームウェアのアップデートがありました。
リリースノートを見ると、コンスタントに約2ヶ月でファームウェアのアップデートを行っています。
https://vuze.camera/vuze-xr-camera-firmware-release-notes/
今までVuze XRのアプリは余り触っていなかったのですが、これを機会にちょっと触ってみました。
アップデート内容
更新日
2019年5月10日
Version 1.2.52426・Dedicated mode for underwater shooting using Vuze XR Underwater enclosure
・Switch to UW mode by pressing 4 seconds on Shutter+WiFi buttons simultaneously
・DCF continuous object numbering for file naming.
・Performance enhancements and bug fixes.
https://vuze.camera/vuze-xr-camera-firmware-release-notes/
要約すると、水中用ケースモードの追加がメインのようです。クラウドファンディング時には付属していたという水中用ケースがとうとう発売されるのでしょうか。
- Vuze XR水中用ケースを使って撮影するための専用モードを追加。
- シャッターボタンとWiFiボタンを三秒間長押しで UWモード(水中モードのこと?)に切り替わる。
- ファイルのナンバリングがDCF基準に対応した
- パフォーマンスの向上とバグ修正
DCFというのは、デジカメのファイル名の規格のようです。確かに、Vuze XRはカメラっぽく無いファイル構成でしたが、改善されると言うことですね。
アップデート方法
スマホアプリか下記のサイトからファームウェアをダウンロードすることによりアップデートできます。
https://vuze.camera/vr-software/#download-firmware
アプリからのアップデート方法
まずはアプリを立ち上げて、Vuze XRと接続します。この後、ファームウェアをスマートフォンにダウンロードすることになるので、電波の良い場所で作業を行ってください。
カメラとつながったら、セッティング画面に映ります。ファームウェアのその後、「Camera Settings」をタップします。
一番下の項目の「Check for firmware updates」をタップします。
ファームウェアのアップデートがあると、下のように「UPDATE FIRMWARE」というボタンが現れます。これをタップします。
ファームウェアのダウンロードが始まります。WiFiはVuze XRに取られるので、一般的にはモバイル回線でのダウンロードになるかと思います。電波の良い場所で作業しましょう。
ダウンロードが終わったら、スマートフォンからVuze XRにファームウェアが転送されます。
転送が終わると、Vuze XRの電源が落ちて、Vuze XR内でのファームウェアのアップデートが始まります。電源のLEDがオレンジ色に点灯していました。1~2分程度で終わります。
再度カメラに接続して、「Information」を見てみると、確かにファームウェアがv1.2.54029になっていることが確認できます。
立ち上げ時間は変わらず
Insta360 EVOを購入した時に、Vuze XRの立ち上げ時間が長いと感じました。
今回のファームウェアではどうなのか確認をしました。
やり方は前回と同じ、ボタンを押し始めてから、ピーと言う音が鳴るまでの時間です。
おじさんの反応速度のオフセットが入っています。
v1.2.52426 | v1.2.54029 | |
1回目 | 8.2秒 | 8.5秒 |
2回目 | 9.0秒 | 8.7秒 |
3回目 | 8.6秒 | 8.6秒 |
平均 | 8.6秒 | 8.6秒 |
三回の平均は全く一緒です。立ち上げ時間は改善されていないのでしょう。
UWモード・・・モードは変わるが効果未確認
シャッターボタンと、WiFiボタン長押しで切り替わります。
通常モードは、電源ボタン部のLEDが白、UWモードは緑になります。
が、ちょっと触っただけでは、違いが分かりませんでした。水中ケースに合わせたスティッチでも追加されているのでしょうか?
WiFi接続時に物理ボタンが効かなくなる
めったにスマートフォンに接続して使っていないので、今回のアップデートでの変更かどうかは分からないのですが、スマートフォンに接続中は、シャッターボタンも、WiFiボタンも、電源ボタンでの写真・動画の切り替えも効きません。
電源ボタン長押しで電源を切ることは出来ました。
アプリを立ち下げても、シャッターボタンは押せません。スマートフォンのWiFiを切るまで、本体で操作ができなくなりました。
この点で不便は感じたことが無かったので、今回の変更だと思うのですが、これはちょっと改善してもらいたいところです。
露光の変更が出来たようです。
これは、元々出来たのかもしれません。カメラ接続時にプレビューの適当な位置を長押しすると、露光の設定が出来ました。ファームウェアというよりは、アプリのバージョン依存項目です。
下のスクリーンショットはカバーを掛けているので真っ黒です。画面中央右下の◎が露光の設定です。
下にスライドさせると、画面がくらくなります。EVをマイナスに振ったような感じでしょうか。
指を上にスライドさせると、映像が明るくなります。EVをプラスに振ったような条件なのでしょう。
直感的な物を狙っているのでしょうが、数字化出来ないので、使い勝手は難しいかもしれません。
これを活用すれば、三脚ありきですが、手動HDR撮影が出来ますね。もっと早く気づいていれば・・・
まとめ
今回のファームウェアでは、UWモード(水中モード?)が追加されました。その他バグ修正などもあるようですが、現状体感は出来ていません。
前回のアップデートでは、自動露光が賢くなって使い易くなりました。今回も期待したいところです。
また、水中用ケースが発売されるようでしたら、ありがたいですね。
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