3DプリンターでLogicoolのキーボードMX KEYS用のスタンドを作った話
ロジクールのキーボードMX KEYSというキーボードを愛用しています。
このMX KEYSはマルチデバイス対応な上、非常に打ちやすく、適度な重さもあり安定していますが、もうちょっと斜めになった方が何かと便利だと思い、3Dプリンターでスタンドを作りました。
Logicool「MX Keys」
エンジニアやプログラマーと言ったタイピングを重視する人向けに開発されたキーボードです。
使用感などは下記にまとめていますので、ご参考までに。
Mac専用のモデルも出ているようです。
作成したスタンド
目的
DELLのモニターを購入したのですが、このモニターのスタンド部分に、MX KEYSをちょっとだけ被せてあげると、ちょうど打ちやすい体勢になると考えました。
このモニターのスタンドの高さが約1cm程度です。
MX KEYSの裏面の奥側は、前面にスタンドがある形状になっています。恰好は良いのですが、これではモニターのスタンドに潜り込ませることは出来ません。
作ったモデル
モデルはFusion360を使って作りました。MX KEYSの足の部分を囲い込む形状にしています。
こいつを、MX KEYSの左右の端に挟み込んであげれば、ちょうどいいはずです。
穴を3つ開けたのは、材料節約と、最悪ネジでも入れれば高さ調整が出来るのではないかと考えました。その他の形状は出来る限りシンプルにしています。
DMM.makeにてモデルを公開いたします。ご参考までに。
作った物
今回もELEGOO MARSで作っています。
UVレジンは水洗タイプのもの。このレジンは匂いも少なく、扱いやすいです。
出来上がったスタンドはこんな感じです。
モデルの幅は、MX KEYSのスイッチとUSB Type-Cの間にちょうど入るように作りました。
上の写真で付けているのは、マグネット式の充電ケーブルの先っぽです。
スイッチが無い方にも同じものをはめ込みます。
横から見るとこんな感じです。MX KEYSのスタンド部分のアールに合わせています。
当初の目的通り、DELLのモニターに乗り上げることが出来ます。これで、キータイプが一段と楽になりました。
当然ですが、この状態で充電だってできます。
うん。良い感じ。
まとめ
今回、ロジクールのキーボード「MX KEYS」用にスタンドを作りました。
モニターのスタンドの上に、MX KEYSを乗り上げたかった、というのが一番の目的だったのですが、角度が付くことでより打ちやすくなりました。
3Dプリンターで作ったレジン製のスタンドなので当然滑るのですが、奥側が滑るのはむしろ扱いやすく感じています。キータイプ時にはMX KEYS自身の重量と、手前の滑り止めで十分に固定されていますし、手前を軽く持ち上げるイメージで簡単に位置調整が出来ます。
今回も色々残骸が出来てしまいましたが、自宅に3Dプリンターがあると気兼ねなく試せるのが良いですね。
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