Oculus Rift S レビュー:ヘッドバンドやら接顔パーツを取ってみた

2019年5月30日

Oculusの公式サイトを見ると、ヘッドバンドや接顔パーツが売っています。

Oculus Rift Sのパーツは何が外せるのか、試しに色々取り外してみましたので、まとめます。

ネジ等、保証対象外になるような物は外しません。あくまで交換パーツのみの取り外しです。

初期状態

納品時の状態です。ここから少しずつばらしていきます。

接顔パーツの取り外し

接眼パーツを外してみます。

接顔パーツは6カ所のクリップで留まっています。真っ直ぐに引っ張ると簡単に外れますが、上部はちょっと硬めです。スポンジを傷つけないように引っ張ります。

接顔パーツを取り外したところ

接顔パーツを取り外すと、右側にシリアルナンバーが見えます。このシリアルナンバーは、「Oculus Rift Sの箱に書いてあるシリアルナンバーとは別でした。箱のシリアルナンバーは「~VR~」となっているのに対して、こちらのナンバーは「~GH~」となっています。ヘッドセット単体のシリアルナンバーなのでしょう。

上の部分が2カ所。左右1カ所ずつ。下の端が一カ所ずつの計6カ所で留まっています。

接顔パーツの裏面

取り付け時には、それぞれのクリップが軽くカチッと言うまで押し込みます。少し引っ張って持ち上がらなければ、ちゃんと付いています。そこまで力が要るようなクリップではありません。

ケーブルの取り外し

接顔パーツを取り外すと、ケーブルが楽に取り外せるようになります。

こちらも真っ直ぐに引っ張ってあげると取り外せます。

ケーブルを取り外したところ

Oculus Rift Sの本体側の端子は電極数が非常に多い、私の知らない端子でした。

取り付け時には、本体に垂直に押し込むとはまります。カチッと鳴るまで押し込む必要があります。端子の付け根が斜めになっており力がかかりにくいので、注意が必要です。

ヘッドバンドの取り外し

ヘッドバンドは流石に引っ張っただけでは取り外せません。

下の写真の上中央の赤枠で囲った部分のレバーを右側の鍵が開いたマークの方に倒します。

また、上側右の四角で囲った部分にイヤホン端子が刺さっているので、これを抜いておきます。

その後、Oculus Rift S本体下の下記の写真の四角で囲った部分のスイッチを押しながら、ヘッドバンドを引き抜くと外れます。上記のイヤホン端子を抜いていない場合、無理に引っ張る形となるかもしれませんので、ご注意を。

組み立て時には、イヤホン端子の配線が、ジャックとヘッドバンドのレールの隙間に綺麗に入るようにして、ヘッドバンドをレールに入れていけばOKです。ロック用のスイッチはいじらなくてもかまいません。

レールに入れてから、本体下のボタンを押して、ヘッドセットを少し前に押し込むと取り付け終了です。

さて、ここまでばらすと、かなり軽いです。

292g! 300gを切っていますね。軽量なヘッドバンドが発売されれば快適に使えそうです。

接鼻パーツ(?)の取り外し

他に取れる物が無いかと見てみると、鼻の部分のカーテン・・・接鼻パーツ(?)が簡単に取れそうです。

と言うわけで、引っ張ってみると簡単に取れました。

中央の2点の突起と、左右のフックで留まっているようです。

この左右のフックが、接顔パーツのクリップと接しているために、通常使用時には簡単に取れないような仕組みになっているようです。工夫されていますね。

組み立て時は、左右のフックがちゃんと刺さっていることの確認のみで、大丈夫そうです。

接鼻パーツ(?)
接鼻パーツ(?)裏面

まとめ

Oculus Rift Sを、無理しない範囲でばらしてみました。

汚れる部分が簡単に取り外せる仕様となっており、非常に交換が持てる設計です。

また、本体だけだと、300gを切る軽さです。純正でもサードパーティー製でも良いので、軽量なヘッドバンドや、重心が改善されたヘッドバンド等が発売されれば、より使い易くなっていくのでは無いでしょうか。

今後に期待です。