SHURE AONIC 215をスマートフォンにつないでみた話
SHURE AONIC 215に品質問題があり一時販売停止していましたが、2020年10月1日に再販開始されました。
私が初期に購入した物にも返品するようにとの連絡が来たので一度返品しています。返品期日は年内いっぱいとなっています。
Shure AONIC 215をスマートフォンにつないで使っていますので、使い心地をまとめます。
SHURE AONIC 215
老舗音響メーカーSHUREから出た、ワイヤレスイヤホンです。
個人的には、名イヤホンSE215がおまけについた、ワイヤレスBluetoothレシーバーだと思っています。
BlueTooth5.0に対応し、aptXやAAC、SBCといったコーデックに対応しており、MMCX端子が付いたレシーバーです。
レビューは下記にまとめました。気に入って使っています。
ShurePlus PLAY
Shure AONIC 215をスマートフォンで使うのでしたら、Shure純正のこのアプリは入れた方が良いでしょう。
スマートフォンの標準の音楽プレーヤーと比べると、格段に音が良いです。
Google Play
AppStore
インストールしてみる
以下では、Android端末にShurePlus PLAYをインストールしてみました。
Google Playから、アプリをインストールします。
アプリを立ち上げてみます。Shure AONIC 215の写真が出ていますね。取り敢えず、初めて立ち上げましたので、「はじめに」を押してみました。
「Shureヘッドホンを操作する」と出ています。アプリの機能の説明が始まったようです。
アプリの機能説明は、2つで終わりでした。
- Shureのヘッドホンを操作する
- 標準およびハイレゾオーディオを再生する
以上。これ、必要だったのでしょうか?
権限の許可
さて、次に色々なアクセスへの許可を出していきます。
まずは、位置情報へのアクセスの許可です。ここで出てくる「PLAY」はアプリ名です。
位置情報は、確かWiFiを使用するためには許可が必要だったように思います。ファームウェアのアップデート時には必要になるはずですので、私は、「アプリの使用時のみ許可」を選びました。
ちなみに、許可しないを選択すると、再度立ち上げた時に、下の画面のようなメッセージが表示されました。
次に音楽ファイルにアクセスする許可を求められます。これは「OK」で良いでしょう。
これで準備は完了です。
デバイスの認識
私はアプリのインストール前に、Shure AONIC 215をペアリングしていました。
アプリが自動でShure AONIC 215を認識して、下の画面になりました。
Shure AONIC 215は、「AONIC TW1」として認識されています。
電池残量が分かるのは良いですね。
環境モード
SHURE AONIC 215の本体のボタンを2回押すか、アプリ中央の「環境モード」をONにすると、環境モードになります。
環境モードでは、SHURE AONIC 215に内蔵されたマイクで周囲の音を拾って、Bluetoothで飛ばされてきた音と同時にならしてくれます。
耳栓のように密閉性が高く、周囲の音の聞こえにくいShureのイヤホンでは、大変ありがたい機能です。
アプリの環境モードレベルは、標準設定でちょうど自分の耳で聞いている程度の音を拾ってくれるようです。
環境モードレベルを上げると、かなりうるさい。ホワイトノイズも大きくなるので、実用的ではない気がします。
逆に環境モードレベルを下げすぎると、環境モードの意味がない程度に下がって聞こえます。
なお、この環境モードレベルは、スマートフォンのBluetoothの音量設定とは連動していません。Bluetoothの音量を下げても、環境モードで拾う音量は変化しません。
逆に・・・当然ですが、環境モードレベルを上げても、Bluetoothの音量は上がりません。
Shure AONIC 215本体で完結している機能なのでしょう。
ファームウェアのアップデート
画面右下の歯車アイコンから、デバイスの設定が出来ます。
上から2列目にある「ファームウェアアップデート」を押すと、ファームウェアのアップデートがあるかどうか確認が出来ます。
ちなみに、私のShure AONIC 215はアップデートの必要はありませんでした。
イコライザ
いイコライザは標準で5種類準備されています。個人的には、フラットが好みなのでどんなアプリでもフラットを使ってみてから、ちょっと調整する形で使っています。このアプリは、フラットでちょうどいいように感じています。
当然、新規作成で、自分好みの音を作ることが出来ますが、設定できるポイントは4点のみ。音質にこだわる人にはちょっと物足りないかもしれません。
電話に出てみる
アプリとは関係ないですが、Shure AONIC 215はマイクも内蔵されていますし、電話に出ることも出来ます。
電話がかかってきたら、Shure AONIC 215の本体の操作は下記の通り。
- ボタンを1回押すと、電話に出る
- ボタンを長く押すと、電話を切る
という動作をします。
電話の音は右側しか聞こえません。これはちょっといただけないです。
ちなみに、受話のボタン操作は、左側のボタンでも同じように動作します。電話の音は右側からしか聞こえないので、不思議な操作感です。
どうも右側だけバッテリーが減ると思っていたんですが、電話の待ち受けにバッテリーを食っているのではないでしょうか。
まとめ
Android標準の音楽プレーヤーでは音質に物足りないものを感じていましたが、ShurePlus PLAYを入れると改善しました。
- MMCX端子のイヤホンなら、リケーブル感覚で付け替えられる
- Shure SE-535でも十分鳴らせるアンプ内蔵!
- 密閉型イヤホンでも、環境モードで外の音を取り込むことが出来る
- 落としにくい形状、ワイヤレスなのにShure掛け!
- 満充電から連続6時間は持つバッテリー、且つ充電ケースに2回分のバッテリー内臓
- 電源が自動では入らない
- 充電できているかわからない時がある
- 電話の音が右からしか聞こえない
購入してから約2週間、Shure AONIC 215にShure SE-535を取り付けて使っていますが、ワイヤレスShureイヤホンにすっかりはまってしまっています。
ワイヤレスイヤホン自身、初めてというわけではないのですが、この音質で落とす心配もや、ケーブルを引っ張る心配もしないで行動できるのは超便利。耳が悪くならないように、程々にしないと・・・
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません