目に優しい7.8インチE-ink搭載Android端末BOOX Nova 2で開発者モードにしてみた話
ほぼ万能な電子書籍リーダーとして使えるBOOX Nova 2をカスタマイズすべく、開発者モードにしてみました。
今回は快適性向上には至りませんでしたが、方法をまとめておきます。
BOOX Nova 2とは
ワコムスタイラスペンにも対応した、電子ノートにもなるAndroid端末です。2020年5月時点では、4万円程度で販売されています。
BOOXシリーズとしては3代目にあたり、熟練されてきています。電子ペーパーでもここまで出来るのかと、素直に感動を覚えました。
レビューを下記にまとめていますので、ご参考までに。
開発者モードになる手順
BOOX Nova 2はAndroid 9がベースです。一般的なAndroid端末は、設定画面からゴソゴソとすると、細かいカスタマイズが出来る開発者モードになることが出来ます。
ところが、BOOX Nova 2の標準のホームアプリでは、その方法が出来ないようになっています。
この開発者モードがロックされている原因が、ホームアプリにあるのではないかと思い、Google Playから別のホームアプリを入れてみました。
ホームアプリのインストール
Google Playから、ホームアプリをインストールしてみます。
個人的に以前スマートフォンで使用していたアプリ「Nova Launcher ホーム」を入れてみました。
他のアプリでも良いかもしれません。
ホームアプリを起動
アプリを起動してみると、ホーム画面が映ります。白黒なのでわかりにくいのですが、上にスワイプさせてあげると、アプリの一覧が表示されます。
赤枠で囲ったように、Androidの「設定」が見れるようになります。
ちなみに、青い矢印で示した「コンテンツブラウザー」が標準のホームアプリです。
ホームアプリを入れたからと言って、コンテンツブラウザーに戻れないということはありません。
設定
設定をタップしてみると、スマートフォンで見慣れた設定画面が表示されます。
一番下の「システム」をタップし、次に「タブレット情報」をタップします。
表示された画面の一番下の「ビルド番号」を7回タップします。
数回押していると、後なんかい押せばいいのか教えてくれます。
「これでデベロッパーになりました!」と表示されれば、開発者の設定が出来るようになります。
「システム」に戻ると、「開発者向けオプション」の項目が増えています。
これで、多少カスタマイズが出来るようになりました。
一通り、機能を見てみましたが、BOOX Nova 2を高速化できるような項目はありませんでした。
一般的なAndroid端末ですと、アニメーションをOFFにしたり・・・等の設定がありますが、BOOX Nova 2にはそもそもこの項目がありません。不要なものは元から入っていないのかもしれません。
Bluetooth オーディオが!
意外にも(失礼)、BOOX Nova 2は、aptX HDオーディオに対応しています。つまりは、ハイレゾ音楽が再生できるということ。SONYのLDACにも対応していたり、Bluetoothを使えば、そこそこの音を再生してくれるのかもしれません。
Bluetoothのコーデックについては、下記のサイトが分かりやすく感じました。ご参考までに。
まとめ
BOOX Nova 2を開発者モードにしてみました。OSがAndroid 9ということで、かなりスマートフォンと近い使い方が出来るようです。
ただ、チューニングはデフォルトでかなりできているようで、開発者モードで快適になるような設定項目は見つかりませんでした。
また、今回「Nova Launcher ホーム」を入れたことで、BOOX Nova 2の標準のホームアプリの出来の良さを再確認しました。モノクロのBOOX Nova 2には、専用のホームアプリがあっています。後は、ホームに戻った時に「アプリ」を表示してもらえればもっと良いのですが。
追記
過去モデルで再起動しなくなるという不具合があったそうです。
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