BOOX Novaシリーズのケースを買ったので純正ケースと比較してみた話

2020年5月30日

目に優しい電子インクディスプレイ搭載のAndroid端末BOOX Nova 2が最近のお気に入りです。

今回、サードパーティ製のケースを購入してみましたので、純正ケースと比較してみます。

BOOX Nova 2とは

ワコムスタイラスペンにも対応した、電子ノートにもなるAndroid端末です。2020年5月時点では、4万円程度で販売されています。

BOOXシリーズとしては3代目にあたり、熟練されてきています。電子ペーパーでもここまで出来るのかと、素直に感動を覚えました。

レビューを下記にまとめていますので、ご参考までに。

なお、今回比較する純正のケースは下記の商品です。

購入したケース「Jingdu Onyx Boox Nova Pro 用ケース」

見た目はすごく好き入りしています。スタイラスペンもケース内に収納されますので、スタイリッシュです。

出っ張りが無いので、カバンの中に無造作に入れても邪魔にならなさそうです。

現在、Amazonでは品切れ中のようです。私が購入した時には、\1,100程度でした。

Yahoo!ショッピング

ソニーのケースカバーのデザインと同じものですね。

詳細を見てみる

開いてみると、こういう感じです。右側に粘着シールがありますね。

この部分の保護シートを剥がすと、粘着剤が顔を出します。そこそこの粘着強度がありそうです。

一応Amazonのページでは繰り返し取り付け・取り外しが出来るとのこと。

実際に取り付けてみると、こんな感じになります。BOOX Nova Proを取り付けています。

純正ケースとの比較

スタイラスペンの位置

ペンはこの部分に差す形にです。ゴムバンドで止めるタイプです。

純正ケースの方が、強度は高そうですが、外に出ているため、カバンの中に入れた時などは、スタイラスペンが引っかかることもあるかもしれません。

重さ比較

重さを測ってみました。純正ケースよりも50g程度重たいようです。

項目重さ
Jingdu製ケース144g
純正ケース96g
Jingdu製ケース
純正ケース

サイズ

縦の長さはほぼ同じです。純正のケースはスタイラスペンが外に出ていますが、Jingdu製は隠れています。保護という面では、Jungdu製の方が好ましいでしょう。

左:Jingdu製ケース、右:純正ケース

横の長さが、約25mm違います。実感としても一回り違うイメージです。

電源ボタンの位置を合わせて、並べてみました。Jingdu製ケースが大きいことが分かります。

実測したサイズを記載します。

ケース高さ
Jingdu製ケース200mm165mm13.5mm
純正ケース200mm140mm12.5mm

使い心地

純正のケースと違って、スタイラスペンが包み込まれる構造である点は好感が持てます。

また、下の写真の赤い四角で囲った部分が磁石になっています。そこそこ強力なので、意図せず開くということはなさそうです。

下の写真のように、閉じてもスタイラスペンが邪魔になりません。

自立出来る

Jingdu製ケースは、2段階に自立させることが出来る、というのが売りの一つとなっています。

このケースは上記のように、2段階に自立させることが出来るのですが、この状態でメモを取ろうとすると、滑ってぱたんと倒れます。

ケースの溝が浅すぎるようです。BOOX Novaシリーズは裏面が滑らかに曲線を描いているので、ケースがちゃんとホールドできていないのでしょう。

BOOX Novaシリーズを横向きで閲覧する場合にのみ有効な構造と言えそうです。

まとめ

Jingdu製のBOOX Novaシリーズ向けのケースを購入しました。

Jingdu製BOOX Novaシリーズ用ケースと純正ケースの比較

  • Jingdu製のケース内にスタイラスペンが収納できる
  • Jingdu製ケースの方が、50g程度重い
  • Jingdu製ケースの方が、横幅が25mm程度大きい
  • Jungdu製ケースは、2つの角度で横向きに自立させることが出来る

ただ、2段階に自立させることが売りの一つだとは思いますが、予想よりもホールド感が無く、メモ書きしようとすると倒れてしまいます。横向き閲覧時にのみ自立できると考えた方が良さそうです。

BOOXシリーズは電池もかなり持つので、時計やカレンダーとして置いておくという使い方は出来そうです。

とは言え、電子書籍リーダーやメモ用として使う分には、軽く小さい純正ケースの方が使い勝手は良さそうです。