【VR】Nintendo SwicthでVRは安全なのか? 親として思うこと「Nintendo Labo: VR Kit」

2019年3月9日

4/12にNintendo SwicthがVRゴーグルになります。
4/26にはマリオやゼルダもVRで遊べるようになるそうです。
子を持つ、VR好きなオヤジだからこそ思うことを記載いたします。

Nintendo Labo: VR Kitって何?

昨年発売されたダンボールを組み立てて遊ぶ「Nintendo Labo」のVRゴーグルキットです。
公式ページを見ると、VRならではのユニークな体験が出来るとしています。
VRをつくる、VRであそぶ、VRがわかる。

段ボール製の工作キット「Toy-Con(トイコン)」を組み立て、Nintendo Switchと組み合わせればNintendo Switchでお手軽なVR(バーチャルリアリティ)のゲームを遊ぶことができます。
VRゴーグルToy-Conは手で持って操作しますので、頭への着脱の手間なく、素早く取り扱える点が特徴です。

VRゴーグルToy-Conを、バズーカ、カメラ、トリなど5種類のToy-Conと合体させることで、VR空間で実際に体を動かしゲームの世界と連動するユニークな体験をお楽しみいただけます。

【外部リンク】任天堂公式ニュースリリースより

また、下記のサイトではレビューが載っています。

VRゴーグルの対象年齢

さて、この「Nintendo Labo: VR Kit」について、対象年齢が7歳以上となっています。

Nintendo Laboの想定購買対象を考えると妥当なところと思えます。ちなみに、他のVRゴーグルの対象年齢はこちら。

機種名対象年齢
HTC Vive13歳以上
Playstation VR12歳以上
Gear VR13歳以上
Oculus Rift13歳以上
Oculus Go13歳以上
Windows MR13歳以上

PSVR以外は、軒並み13歳以上となっています。

VRゴーグルの弊害について

2眼式のモニター、いわゆるVRゴーグルでは、「13歳問題」と呼ばれる問題があるそうです。

「13歳問題」とは、簡単に言うと、”健康障害や、プライバシー保護の観点から、未成熟な13歳未満の子供がVRゴーグルの使用を推奨しない”という内容の問題です。

下記のサイトが参考になります。

現状のVRゴーグルは、”目の焦点はそのままなのに、手前にも奥にも焦点が合う”という、致命的な欠点があります。このため、目の神経の未発達な子供が2眼式のVRゴーグルを用いると、成長に悪影響を及ぼすことがあるためとされています。

まとめ

一部のVRアトラクションでは年齢制限を緩和し7歳以上としているところもあるようです。

「Nintendo Swicth」とVRアトラクションの決定的な違いは、いつでも遊べるという点では無いでしょうか。

子供は、多少目が疲れても、楽しければ際限なく遊んでしまいます。

VR kit は子供たちにも受けるでしょうし、ある程度売れることでしょう。極々少数であれ、障害を持つ子が発生しないことを願います。

対象年齢が比較的低いNintendo SwicthでのVRは、親としては止めて欲しかったというのが現状の思いです。

この思いが杞憂であることを願って止みません。

この商品に魅力は感じますが、個人的には見送りとなりそうです。

「Nintendo Labo: VR Kit」を買われる保護者の方へ

上記の理由から、子供が遊ぶ時間を制限した方が良いかと思われます。

まだの方は、「Nintendo みまもり Switch」を導入されては如何でしょうか。

1日に遊べる時間を制限できます。強制的にゲームを終わらせることが出来ますので、VRでの障害は起こりにくくなると考えられます。  

参考サイト

(蛇足)

現状のVRゴーグルは2次元の色データを立体だと勘違いさせているだけですので、脳は混乱して当たり前です。 本当の光のデータは、色と強さと方向を持っている(ベクトル)ので、”場”を作る必要があるのです。 ライトフィールドディスプレイ(Light field display)が本来の3次元の光の再現だと思います。 子供にも安全にVR体験をさせたいのなら、下記のホログラムディスプレイなんて良いかもしれません。

と思い、出資してしまいました。これが普通になった未来を期待しています。