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3Dプリンターと百均磁石で 磁気で浮くリストレスト を 作ってみた話

2020年9月1日3Dプリント

先日クラウドファンディングを見ていると、磁気で浮くリストレストなんてものが、プロジェクト達成されておりました。

磁力浮遊技術採用で自由自在コントロール! 作業効率向上に最適なリストレスト!
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原理的には簡単なものなので、3Dプリンターで作ってみることにしました。

使った磁石:ダイソー超強力マグネット

ダイソーで売っている平たいマグネットです。一応ネオジウム製となっているので、そこそこ強力です。

3Dプリント

3Dプリントは、光造形式の物を持っています。

使用した機器「ELEGOO MARS」

手頃に使える光造形方式の3Dプリンタです。

下記に光造形方式の3Dプリンタの使い心地をまとめています。ご参考までに。

使用したレジン:水洗い樹脂(Elegoo製)

水洗いレジンは洗浄にIPAなどの薬品を使わなくても良いので、超簡単です。

匂いも少なく、プリント後の作業がかなり楽でした。

モデル作成

使用したアプリ「Fusion360」

AUTODESK社の定番アプリ、Fusion360でモデルを作成しました。

個人での使用ならば無料で使用できます。ライセンスの発行方法は下記を参考ください。

モデル作成

今回は、上記のクラウドファンディングの物をお手本に、お饅頭型の物を作ることにします。

また、光造形式プリンターで部品を印刷する場合、液体を逃がすための穴を設けていた方が綺麗に仕上がることから、スカシカシパンのようなくりぬきを作ってみることにします。

ダイソー磁石を上下に挟み込めばなんとななるでしょうと思い、パーツを2つに分けて勘合させる形状にしました。

形状は、中心線を軸にした円形を想定しているので、断面図を基に作っていきました。

作ってみたモデルは下記の通り、材料を減らすべく穴を多めにしたつもりですが、もっと減らせたようにも思います。

この形状でCHITUBOX標準の「ELEGOO Standard Resin Black for 0.05mm」の設定で印刷を行いました。

今回もは、磁石をはめ込む必要があります。磁石のスペースが広すぎると、磁石が落ちてしまいますし、狭いと入らない、ということで意外と難産でした。

1部品ずつ印刷していたのですが、最後は上のスクリーンショットのように2つ同時に印刷してみました。

モデル

モデルは例のごとくDMM.makeにそのうち上げます。興味がある方はダウンロードしてみてください。

出来上がったリストレスト

下パーツ

こちらは比較的簡単にできました。

右が素の状態で、左が磁石をはめ込んだ状態です。

上パーツ

最終調整が終わった物の造形時に悲劇が起きました。

レジン不足で、ちょっとかけてしまっていまいまいした。

左:レジン不足、右:正常

左側の造形物の右側に斜めに平らな部分が出来ています。この部分がレジン不足になってしまったところです。

ついでに、裏側を見ると、印刷範囲の端に寄りすぎたため、サポーターが崩れてしまい、正しく形成されていません。

左:レジン不足、右:正常(マージン調整用)

という風にちょっと不格好になってしまいましたが、とりあえず磁石を装着してみます。

しっかりとはまりました。

合体!

上下パーツを合わせてみます。

おぉ! ちゃんと上パーツが浮いています。

磁石を入れた場合(左)と入れない場合(右)と比べると、浮いている度合いが分かります。

左:磁石を入れた場合、右:入れない場合

指で押すと、

沈む。

磁石同士がくっついてしまいました。

クラウドファンディングの品がどの程度の物なのかわかりませんが、百均磁石では、浮遊感は得られないようです。

使ってみた感想

不思議な感覚です。

確かに手首を置くと、リストレスト内の磁石同士は密着して、浮遊感はありません。ただ、キーボード操作・マウス操作と、手首を動かすときに、リストレストが手首に密着しているかのように、一緒に動きます。

手首を少し持ち上げても、磁石の反発でリストレストが机と手首とに接触しているため、机の上をすべるように動くようです。

まとめ

今回、クラウドファンディングで商品化がされている物をまねて、それっぽいリストレストを作ってみました。

結果は、下記の通り。

自作リストレストの特徴

・百均磁石では、磁力不足で浮遊感は出ない
・手首に追従するリストレストは出来る

磁力不足で浮遊感は無い物の、意外と手首が楽になるものが出来ました。

右手用にもう一つ作るつもりです。

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