【着物】手荷物を減らす方法 ~袂落としを買いました~

2019年4月24日

着物で出かける際に、手荷物を減らすべく袂落としモドキをDIY(?)しましたが、見えないものとは言え格好が悪いので、何とかしたいと考えていましたが、ちゃんとした商品を買ってしまいました。

前回の試みとその後

袂にスマートに手荷物を入れれるならと、カメラ用ストラップやら巾着やらで同じような構造を作って身に着けてみました。詳細は、下記の記事をご覧ください。

試み自身はうまくいき、片方にモバイルバッテリー、片方に財布やらを入れていたのですが、如何せん着物に合わないのです。

購入した理由

作った袂落としモドキですが、巾着以外はレザー製で品質もそこまで悪くないものです。

巾着を変えれば、デニム着物なんかには合いそうですが、私が持っている着物には合わない。

そこで、着物に合うような小さい鞄や袋をゆる~く探していました。

探していたんですが、ふと思ったのです。

そこそこの鞄を2つ買うくらいなら、袂落としを買った方がいいんじゃない?

いつの間にか手段が目的になってました。

ゑり正さんの袂落としが\5,500程度です。\3,000程度の鞄を買うくらいなら、これを買った方が良いはず。

ゑり正

1775年から続く、和装小物のお店です。江戸時代には半襟を中心に扱っていたことから屋号に「ゑり」とついているそうです。

場所は京都の寺町商店街、四条通から北にすぐにありました。

近くに行く用事があったので、直接お店に伺いました。

店頭にも店内にも、女性向けの小物がたくさんありました。おじさんにはちょっと居心地がよろしくない。

袂落としは全部で5種類ありました。そのうち一つを購入したというわけです。

「京都着物パスポート」協賛店だったようで、5%のお値引きがありました。ありがたいです。

購入した袂落とし

偶然ですが、ゑり正さんの袂落としのサイトと同様の柄の物を選んでいました。刷り込まれていたのでしょうか。

大きい方の袋

サイズ(外寸)

17.5cm×10.5cm、マチはありません。

構造

メインの袋内にはポケットはありません。

外側の下側にポケットが付いています。

深さは7.0cm。横は10.5m際まであります。

もう片方に、ファスナー付きのポケットがあります。

こちらも深さは深さは7.0cm。横は10.5m際まであります。

小さい方の袋

サイズ(外寸)

高さ11.0cm、横9.0cm。マチが1.8cmあります。

構造

メインの袋内にはポケットはありません。

外側の片方にポケットがあります。

ポケットのサイズは、深さ8.0cm、横8.0cmです。

組紐がとてもきれいです。

小さく方の袋の木玉の位置で若干長さが変わります。

木玉を袋から目いっぱい離した状態で、袋から袋までの長さが97cmありました。

木玉を目いっぱい袋に近づけた状態で、袋から袋までの長さが92cmありました。

サイズ感確認

サイズ感のイメージとして、スマホとICカードを置いてみました。スマホはHuaweiのP20です。

袋は両方とも意外と小ぶりです。

大きい方の袋と1万円札との比較です。一万円札より一回りだけ大きいイメージです。

マチが無いので私の財布は入りません。

まとめ

ゑり正さんの袂落としを購入してみました。

袋のサイズは思ったよりも小ぶりでマチがなく、財布自身は入りません。

袂落としが想定している使い方は、「袂落とし自身を財布として使う」という物なのでしょう。

私自身は、一先ず、小さい方にモバイルバッテリー、大きい方に3Dカメラを入れて散歩する形で試していますが、やはり、財布をなんとかしたいところです。