E-ink採用の13.3インチBOOX Max3のケースをあれこれ試してみた話

目が疲れにくいE-ink(電子ペーパー)ディスプレイ採用のAndroidタブレットBOOX Max3で読書をしています。ケースをいろいろ試してみました。

BOOX Max3とは

中国Onyx社が開発した13.3インチというほぼA4サイズの電子ペーパー(Eink)ディスプレイを搭載したAndroid端末です。

目に優しい電子ペーパー端末が、やっと実用に耐えるレベルになってきました。

16階調の白黒ディスプレイなので若干の癖はありますが、Android9.0で動いていますので、スマートフォン感覚で使えるのも魅力です。

純正ケース

取り敢えず純正ケースを試します。

質感

表面は、BOOX Novaシリーズ用のケースと同じファブリックですが、3つ折りに出来るように折り目が付いています。

右上にはBOOXのロゴが。

開いたところです。BOOX Max3本体に接する面は、BOOX Novaシリーズ用と同じファブリックタイプで質感が良いです。

外周を見ると分かる通り、裏面は側面はシリコン製のようです。電源ボタンの部分は薄くなっています。

電源部分

スピーカーの部分は穴があけてあります。

取り付けてみる

流石にぴったりとはまります。

USB Type-CやmicroHDMIへのアクセスもばっちりです。

スタイラスペンも収納できます。

全面のカバーは3つに折れます。また、カバーを開けるとスリープが解除されます。これは便利。

そのままでは、蓋がブラブラするので、自己粘着式のテープが張ってあります。保護シートを外せば適度に緩くくっつきます。

カバーとしての機能性は十分でしょう。

自立させてみる

取り敢えず横向きに自立させてみました。

立つことは立ちます。PCのセカンドモニターとしての使用時などには良いかもしれません。

浅い角度でも立つのかと思っていましたが、こちらは無理です。ペッチャンコです。

重さ

カバーだけの重さを計ってい見ます。

365gもありました。せっかくBOOX Max3が500gを切ってきているのに対して、7割増です。

これはちょっといただけない。本体のみなら片手で楽々読書が出来ますが、このケースを付けるとかなり重さを感じます。

どうやらこのケースは、私には向いていないようです。

SONY DPT-RP1用 ケース

サイズ感が割と似ているので、SONY DPT-RP1用のケースが使えないか試してみました。

フェイクレザーで質感はそこそこ良いです。

内側はBOOX Max3純正ケースと同じようなファブリックせいですね。自己粘着で本体を張り付けるようです。

BOOX Max3との整合性は?

非常に惜しいことに、BOOX Max3の方が、若干大きいのです。

残念ながら収まり切れません。

もう一つ問題なのが、蓋を開いてもスリープが解除されません。専用のケースではないので当然なのですが、これは不便です。

重さ

重さは269g。純正ケースもこれくらいの重さにして欲しいところです。とは言え、これでも本体の半分以上の重さです。

スキンシール

新商品だからなのか、そもそもあまり量の売れるモデルではないからなのか、サードパーティからもケースがなかなか出てきません。

行きついた先がスキンシールです。すりガラスタイプを選びました。現状は種類が少なく選べないのも辛いです。

若干伸びる素材でできているとのことで、貼る時には伸ばしすぎないように注意が必要です。

まずは、本体と併せてみます。本体よりも前後左右1mm程度大きく出来ているようです。これならば、裏面の角は守ってくそうです。

張り付けてみた

若干空気が入ってしまいましtが、そこそこキレイに張り付けれました。

側面に差し掛かるようにできていますので、剥がれなければ、多少保護の効果は得られそうです。

重さ

本体の重さが493gでしたが、このシートを張ると521gになりました。シートの重さは28gだった計算です。

当然ですが、軽い!

まとめ

今回BOOX Max3のケースを探すべく、3種類を試してみました。

BOOX Max3の利点として、個人的には軽さを重視しています。重くなる純正ケースはちょっと残念でした。

現状は、スキンシールで妥協していますが、軽くて良いケースが出てくることを期待するばかりです。