Oculus Quest 2:コントローラーをUSBで充電できるようにした話 その2
Oculus Quest 2のコントローラーは、単三電池で動いています。普通は電池が切れたら交換するわけですが、蓋を開けたり、電池を外したりとそこそこ面倒くさい。
そこで、リチウムイオン式の電池を使って、コントローラーを充電式にしてしまおうと目論んでいます。
前回の取り組み
前回は、側面に丸型のマグネットケーブルが付く、単三電池を試しました。
この電池を使うと、電池の取り外しなく充電は出来ます。が、この電池、被覆部分が金属でできているらしく、マグネットケーブルが気持ちよく「カチッ」とつながってくれません。
今回の取り組み
今回は、より高い自由度を求めて、microUSB端子を持つ充電式の電池を試してみます。
購入した物:単4電池 充電式 eneBank USB充電式
選ぶ基準は、側面にUSB端子が付いている物、です。この電池は単四電池サイズなので、そのままでは、単三電池を使うOculus Quest 2のコントローラーには使えません。
購入した物:オーディオファン 単4電池スペーサー
上記の単四電池を単三電池に代えてしまうスペーサーを準備しました。
加工する
スペーサーに充電式の単四電池を入れただけだと、当然充電用のmicroUSBがふさがれてしまいます。
そこで穴を開けるために、USBポートの場所に印をつけました。
ここをミニルーターで削っていきます。
使ったのは、タックライフのミニルーターです。
下が削った後の写真です。バリとかの処理はしていません。
マグネットコネクタは、前回購入した物です。
当然ですが、ちゃんと刺さりました。
マグネットケーブルを差すと、電池のLEDが赤く光ります。ちゃんと充電できています。
これで、ケーブルを近づけるだけで、「カチッ」とケーブルがコネクタに止まるようになりました。
購入した物:QUEST 2交換用パーツ
Oculusの公式サイトに、Quest 2ようの交換パーツが売っています。コントローラーのフタ等も入っており、これは、「加工しなさい」と言われているような気がしましたので、購入しました。
コントローラーのフタ以外にも、Oculus Link時に活躍するケーブルガイドも付いています。これ、本当にお勧めです。
いい具合に、ケーブルが固定できます。
コントローラーのフタの加工
今回使用した電池の端子部分に合わせてコントローラーのフタに穴を開けます。
フタの突起部分が目印になりました。
加工後の写真がこちら。
バリはありますが、マグネットコネクタがちゃんと見えています。
マグネットケーブルを近づけると、カチンとハマります。これは便利です。
一応内部ではLEDが光っているはずです。USBテスターで電流が流れていることは確認できました。
これで、カバーを外さずに充電出来ます。
コントローラーカバーとの併用
今回あけた穴は、手のひら部分に来ますので、汗などが入ると可能性が無きにしも非ずです。
下記の記事でご紹介したコントローラーカバーを使うと、ひとまず穴は隠せます。
まとめ
Oculus Quest 2のコントローラーの、電池交換を面倒だと思い、充電式の電池を入れて使っています。
今回は、更なる手抜きのために、手間をかけてコントローラーのフタ等を加工しました。
これで、本格的にOculus Quest 2のコントローラーのフタを上げる必要が無くなりました。
下のような単三電池に在庫があれば、スペーサーなしで充電式に出来そうです。
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