パソコンのログインもやっぱり指紋認証が便利! USBタイプの指紋認証キーを2つ比較してみた話
![](https://kimono-oyaji.com/wp-content/uploads/20200422-pc-USB-FA.png)
最近は、スマートフォンもパソコンも、パスワードを入力するのがすっかり億劫になってしまいました。先日、指紋認証のないデスクトップPCを購入してから、ログインの度にイラっと来ていたため、USBタイプの指紋認証キーを導入してみました。2機種購入したので、比較しまとめました。
Windows10の生体認証「Windows Hello」
2015年にWindows10がリリースされたタイミングで導入されたログイン方法です。
カメラを使った顔認識や、虹彩・指紋認証等の種類があります。
とは言っても、ただ単にカメラが付いていればいいわけではなく、Windows Helloに対応した機器が接続されている必要があります。
個人的には、カメラだとちょっと見られているようで、気持ちが悪いです。持っているノートPCのカメラにシャッターを付けている程度には抵抗感があります。
その点、指紋認証ならば映像は映らないので、抵抗感を感じません。
購入した物
今回購入した物は下記の二つです。
mouse USB指紋認証リーダー FP01
![](https://kimono-oyaji.com/wp-content/uploads/20200422-pc-USB-FA22-1200x676.jpg)
マウスコンピューターの商品です。マウスコンピューターは、TVでのノートPC等のCMを出してますね。
Amazonでの取り扱いは2016年と、かなり古い部類になるのではないでしょうか。
ケンジントン K67977JP
![](https://kimono-oyaji.com/wp-content/uploads/20200422-pc-USB-FA26-1200x676.jpg)
もう一つはケンジントンの商品です。ケンジントンは、アメリカ・カリフォルニア州のパソコン周辺機器やオフィス用品の企業です。
購入した時点ではAmazon’s Choiseになっていました。
こちらもAmazonに2017年に登録と、新しい機種ではないようです。
内容物確認
mouse USB指紋認証リーダー FP01
![](https://kimono-oyaji.com/wp-content/uploads/20200422-pc-USB-FA23-1200x676.jpg)
こちらは、本体のみです。簡単な説明はパッケージに書かれていただけでした。
ケンジントン K67977JP
![](https://kimono-oyaji.com/wp-content/uploads/20200422-pc-USB-FA27-1200x676.jpg)
ケンジントンの商品は、
- 本体
- ケース
- 説明書類
が入っていました。
個人的には、デスクトップPCに付けるので、ケースは不要ですね。
![](https://kimono-oyaji.com/wp-content/uploads/20200422-pc-USB-FA28-1200x676.jpg)
このケース自身はかなり硬く閉まります。
![](https://kimono-oyaji.com/wp-content/uploads/20200422-pc-USB-FA33-1200x676.jpg)
とはいえ、ストラップを取り付ける側が、ケース側だというのは如何なものか。これを付けて持ち運ぶと、気が付いたらケースだけになって、本体を無くしそうです。
大きさ比較
手前がケンジントン、奥がマウスのものです。
![](https://kimono-oyaji.com/wp-content/uploads/20200422-pc-USB-FA29-1200x676.jpg)
マウスの商品の方が、若干センサーが小さいですね。
![](https://kimono-oyaji.com/wp-content/uploads/20200422-pc-USB-FA30-1200x676.jpg)
USBハブに差し込んだ時の写真です。
![](https://kimono-oyaji.com/wp-content/uploads/20200422-pc-USB-FA31-1200x676.jpg)
左がマウス、右がケンジントンです。マウスの商品の方が若干ですが高さがあります。
![](https://kimono-oyaji.com/wp-content/uploads/20200422-pc-USB-FA32-1200x676.jpg)
パソコンに差してみる
パソコンに差し込んでみました。
両者ともに、勝手にドライバーがインストールされて、使えるようになりました。
mouse USB指紋認証リーダー FP01
マウスの商品は、「EgisTec Touch Fingerprint Sensor」として認識されていました。
![](https://kimono-oyaji.com/wp-content/uploads/20200422-pc-USB-FA10.png)
ケンジントン K67977JP
ケンジントンの商品は、「Kengington Fingerprint Key」として認識されています。
![](https://kimono-oyaji.com/wp-content/uploads/20200422-pc-USB-FA21.png)
ケンジントンの商品は自社製、マウスの商品はOEMということでしょう。
パソコンに指紋を登録する
今回購入した両製品ともに、Windows Helloに対応していますので、指紋の登録方法は同じです。
Windowsの設定画面から指紋を登録することが出来ます。
Windowsの画面の左下のスタートボタン(Windowsボタン)の設定をクリックします。
![](https://kimono-oyaji.com/wp-content/uploads/20200422-pc-USB-FA36-1.png)
設定の中の「アカウント」をクリックします。
![](https://kimono-oyaji.com/wp-content/uploads/20200422-pc-USB-FA38.png)
「アカウント」の設定画面になったら、左のメニュー欄から、「サインインオプション」をクリックします。
![](https://kimono-oyaji.com/wp-content/uploads/20200422-pc-USB-FA39.png)
ウィンドウの右側に「サインインオプション」が表示されると、ここに、「Windows Hello 指紋認証」という欄が表示されていますので、クリックします。
![](https://kimono-oyaji.com/wp-content/uploads/20200422-pc-USB-FA40.png)
表示された「セットアップ」をクリックすると、指紋の登録が始まります。
![](https://kimono-oyaji.com/wp-content/uploads/20200422-pc-USB-FA04.png)
このパソコンで初めてのWindows Helloの設定の場合、下の画面が出ます。「開始する」をクリックします。
![](https://kimono-oyaji.com/wp-content/uploads/20200422-pc-USB-FA05-1.png)
PINコードを求められますので、入力します。「PINを忘れた場合」をクリックすると、パスワードの入力でも次に進むことが出来ます。
![](https://kimono-oyaji.com/wp-content/uploads/20200422-pc-USB-FA06.png)
PINコードが入力されると、指紋の登録が始まります。
![](https://kimono-oyaji.com/wp-content/uploads/20200422-pc-USB-FA12-1.png)
何度か同じ指でタッチを指示されます。
![](https://kimono-oyaji.com/wp-content/uploads/20200422-pc-USB-FA17-1.png)
角度を変えたタッチを求められたりもします。
![](https://kimono-oyaji.com/wp-content/uploads/20200422-pc-USB-FA18-1.png)
こちらも何回かタッチを行います。
![](https://kimono-oyaji.com/wp-content/uploads/20200422-pc-USB-FA19.png)
下の表示が出ると、指紋登録終了です。
![](https://kimono-oyaji.com/wp-content/uploads/20200422-pc-USB-FA20.png)
当然、追加で違う指を登録することも出来ます。左右一本ずつくらいは登録しておくと便利ですね。
指紋認証の使い心地
mouse USB指紋認証リーダー FP01
認証エラーが多発しました。特に寒い日は全く認証できず、結局PINコードを入力することに。
下の写真を見ていただければわかりますが、センサー部分が若干奥まっています。
![](https://kimono-oyaji.com/wp-content/uploads/20200422-pc-USB-FA35-1200x676.jpg)
このため、センサーに確実に触れている状態にするには、ちょっと押し込む必要があります。USBハブで手元に持ってきているとグラついて押しにくいです。
外れ個体だった可能性もありますが、根本的に私の使い方には合わなかったようです。
ケンジントン K67977JP
マウスの商品の認識エラーは何だったのか? と思う程度に高確率で認証してくれます。
もちろん、登録している指では全く認証しません。
マウスの商品のように奥まっているわけでもないので、USBハブで手元に持ってきていても、さっと指を触れるだけでWindowsにログインできます。
これは便利! これを求めていました!
まとめ
今回、Windows Hello対応の2つのUSB型指紋認証キーを試しました。
比較しましたなんて、たいそうなことを書いていますが、一言でいうと、
ケンジントンすげー!
です。知っているメーカーだからとマウスコンピューターを選んだのは失敗でした。ケイジントンもIT企業としては老舗なんですね。無知程怖いものはありません。
この商品の認証は、私の持っているスマートフォンの指紋認証よりも早い気がします。近いうちにWindowsのパスワードを忘れてしまいそうです。何故ならば、入力する必要がないから。
もう一点、Windows Helloの指紋認証の登録位置がスコブル分かりにくい。この記事は、指紋登録の忘備録としてまとめました。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません