Vuze XRのファームウェアがアップデートされました v1.3.55802 (速報レベル)

2019年6月29日

6/27にVuze XRのファームウェアのアップデートがありました。

リリースノートを見ると、コンスタントに約2ヶ月でファームウェアのアップデートを行っています。

アップデート内容

2019年6月27日
Version 1.3.55802

・Manual exposure control support (ISO, Shutter speed)
・Capture delay for video and photo
・Photo capture in DNG format
・Bug fixes


https://vuze.camera/vuze-xr-camera-firmware-release-notes/

目玉はやはり、マニュアルでの露光制御に対応し、DNG形式での写真撮影が出来るようになった、という点でしょう。

・マニュアル露出制御対応(ISO、シャッタースピード)
・ビデオや写真のタイマー撮影
・DNG形式の写真撮影
・バグ修正

アップデート方法

スマホアプリか下記のサイトからファームウェアをダウンロードすることによりアップデートできます。

アプリからのアップデート方法

前回から、方法は変わっていませんので、そのまま記載いたします。

まずはアプリを立ち上げて、Vuze XRと接続します。この後、ファームウェアをスマートフォンにダウンロードすることになるので、電波の良い場所で作業を行ってください。

カメラとつながったら、セッティング画面に映ります。ファームウェアのその後、「Camera Settings」をタップします。

一番下の項目の「Check for firmware updates」をタップします。

ファームウェアのアップデートがあると、下のように「UPDATE FIRMWARE」というボタンが現れます。これをタップします。

ファームウェアのダウンロードが始まります。WiFiはVuze XRに取られるので、一般的にはモバイル回線でのダウンロードになるかと思います。電波の良い場所で作業しましょう。

ダウンロードが終わったら、スマートフォンからVuze XRにファームウェアが転送されます。

転送が終わると、Vuze XRの電源が落ちて、Vuze XR内でのファームウェアのアップデートが始まります。電源のLEDがオレンジ色に点灯していました。1~2分程度で終わります。

再度カメラに接続して、「Information」を見てみると、確かにファームウェアがv1.2.54029になっていることが確認できます。

立ち上げ時間は遅くなった?

Insta360 EVOを購入した時に、Vuze XRの立ち上げ時間が長いと感じました。

今回のファームウェアではどうなのか確認をしました。

やり方は前回と同じ、ボタンを押し始めてから、ピーと言う音が鳴るまでの時間です。

おじさんの反応速度のオフセットが入っています。

v1.2.52426v1.2.54029 v1.3.55802
1回目8.2秒8.5秒10.3秒
2回目9.0秒8.7秒10.5秒
3回目8.6秒8.6秒10.2秒
平均8.6秒8.6秒10.3秒

今回は2秒ほど遅くなっています。こうやって比べると、差は明らかです。撮りたいと思った瞬間に立ち上げる、というのは無理がありますね。

WiFi接続時に物理ボタンが効かなくなる

スマートフォンに接続中は、シャッターボタンも、WiFiボタンも、電源ボタンでの写真・動画の切り替えも効きません。この点は変化なしです。

電源ボタン長押しで電源を切ることは出来ました。

アプリを立ち下げても、シャッターボタンは押せません。スマートフォンのWiFiを切るまで、本体で操作ができなくなりました。

この点で不便は感じたことが無かったので、今回の変更だと思うのですが、これはちょっと改善してもらいたいところです。

まとめ

今回のアップデートで、露光のマニュアル設定や、写真のRAW撮影が追加されました。同時にアップデートされたアプリとセットで、より一層カメラとして使いやすくなったのではないでしょうか。