テレワーク用に骨伝導ヘッドフォンを購入した話
テレワーク時には、密閉型ヘッドフォンONKYO H500MBを使用していたのですが、1時間程度ならまだしも、長くなってくると、耳が群れて気持ちが悪いのです。
そこで、骨伝導ヘッドフォンを購入いたしました。
購入した物:AfterShokz Titanium
内容物確認
内容物は以下の通りでした。
- 骨伝導イヤホン本体
- USB充電ケーブル(microUSB/USB Type-A)
- 耳栓
- ポーチ(巾着型)
- 説明書
前述のAmazonのサイトのような収納ケースは付いていませんでした。
本体
上から見ると、いたってシンプルな作りです。
USBケーブル
USBケーブルは、microUSBのタイプです。出来ればUSB Type-Cが望ましいですが、2016年モデルなので仕方がないところ。
耳栓
かなりカラフルな耳栓が付いてきました。
骨伝導イヤホンは、耳をふさがないため、外音は当然聞こえてきます。それを防ぐための耳栓なのでしょうが、耳をふさぐのならば、普通のイヤホンで良いのではないかと考えてしまうのは野暮なのでしょうか。
ポーチ
一応、製品すべてが入るポーチが付属していました。
使い方
装着イメージは下記の通り。耳の穴をふさぎません。耳の前あたりの骨に音を伝えます。
原理としては、写真の部分がブルブル震えて、耳の前にある「骨」に音を伝える仕組みです。
電源ON/OFF・ペアリング
装着時の右側にある音量ボタンの+ボタンを使います。
なお、+ボタンは電源ボタンを兼ねており、
- +ボタンを長押しで電源オン
- +ボタンを更に長押しでペアリングモード
と言った、極一般的な動作をします。
曲の再生・ストップ・曲送り・受話
左のボタンは、受話と、音楽の再生・ストップ。ダブルタップで曲変更です。
使ってみた感想
この機種を使って驚いたのがペアリングの早さです。電源を入れると直ぐにペアリングをしてくれます。今まで持っていたイヤホンは遅くて数秒待つ必要があったのですが、この機種は即座に認識してくれます。これは地味にありがたい。
耳の穴を防がないので、外音はそのまま聞こえるのに、音楽が聞こえるという不思議な感覚です。
”頭の動きに追従する、小型のスピーカーがどこかで鳴っているよう”、と言えばイメージできるでしょうか。正直、骨伝導イヤホンは音がこもって聴けたものではないと思っていたのですが、これはくっきりとした音が出ています。
これが、テレワークにおけるZOOMやらの会議でちょうどいいのです。人の声が聞き取りやすく、また外音は普通に聞こえるため、家のインターホンが鳴ればちゃんとわかります。
とは言え、音質自身はそこまでよくないです。スマートフォンのスピーカーで音を鳴らしている程度の音質で、低音も迫力もなく、高音の伸びもないけれども、ボーカルは聞こえてきます。
周りの騒音は普通に聞こえていますので、音楽を聴きたいのならば、音量を上げるしかないわけですが、音量を上げれば骨伝導イヤホンといえど音漏れします。
純粋に音楽を聴くために購入するのはお勧めしません。
まとめ
テレワーク用に、骨伝導イヤホンを購入してみました。
長時間の会議時にも耳が蒸れることが無くなりました。
また、Web会議中でも外音をそのまま聞けるので、インターホンの聞き逃しもなくなりました。
イヤホン使用時に、外音を聞くメリットがある場合は、骨伝導イヤホンは便利です。
もっとも、家にいること前提ならば、オープン型のヘッドフォンなら、音質も良いし耳も蒸れないのです。
私の持っているaudio-technicaのヘッドホンは、耳も蒸れず外音もそこそこ聞こえるのですが、マイクが内蔵されていません。別途マイクの準備と、下のようなケーブルが必要になるってきます。重装備すぎて、”無い”ですね。
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