【着物】着物で自転車に乗る方法
先日、着物を来たまま自転車に乗ってみました。この本のP22ページでは、”普通に乗れるぜ!”的な事が書かれており試してみたのですが、裾が開けまくりで恥ずかしい思いをしました。
急遽近くの駐輪場に止めて、後で洋服に着替えて取りに行く羽目になりました。
そこで、改めて自転車に乗る時のコツを調べた結果をまとめます。
目次
着物で自転車に乗る時の注意事項
まずは、着物で自転車に乗る時のリスクをしっかりと理解し、対応策を検討しておきます。基本は女性のロングスカートのイメージ・・・何でしょうが、そんな物は履いたことがないので、中々イメージが難しいです。
自転車は油がつく可能性がある
自転車はここかしこにに油を用いています。チェーンや可動部に少しでも触れますと、その部分に注されている油がつくと思ったほうが良いです。
このことから、自転車に乗る時のは洗える素材のものにした方が無難です。
このことから、自転車に乗る時のは洗える素材のものにした方が無難です。
⇒ 着物の素材で対応:洗える素材が望ましい
裾を巻き込む可能性がある
自転車のチェーンなどの可動部に当たる部分と、着物のひらひらとなっている裾が近い位置に来ることとなります。このことから、何かしらのタイミングで裾が巻き込まれる可能性があと考えておきます。
チェーンカバーは必須と言うことでは無いでしょうか。
⇒ 自転車側で対応:チェーンカバー等が付いた、巻き込みにくい自転車を使用する
バランスを崩した時の対応
バランスを崩した時に股が開かず危険な状態になる可能性があります。
股をしっかりと開けることができるように着付けている必要があるでしょう。
また、とっさに裾が開かない構造にしてしまうのもNGと言うことになります。
⇒ 着付け時に対応:とっさに股を広げられるように着付ける
裾が開いてしまう
ロングスカートと違い、着物の裾は布を巻き付けただけの構造となっていますので、風の方向や乗り方によっては大きくはだけます。
下着等が見えてしまう可能性もあります。おじさんの下着が見えるって、本人も恥ずかしい上、見た人もげんなりですね。
着物の構造上、別途対応が必要な項目はこの項目でしょう。
⇒ 着物の構造上対応困難、別途対策必要
自転車の乗り方
では、裾が広がらないように自転車に乗るためにはどういう方法があるのかを紹介します。
袴を履く
一番有効な方法は袴を履き、そもそも裾が見えなくする方法です。
行灯袴ですと、ロングスカートのようなものです。トップチューブの高い自転車には乗れません。
馬乗り袴ですと股を開いても裾が見えない構造になっているので、唯一着物でトップチューブの高い自転車に乗れる手法なのでは無いでしょうか。
行灯袴ですと、ロングスカートのようなものです。トップチューブの高い自転車には乗れません。
馬乗り袴ですと股を開いても裾が見えない構造になっているので、唯一着物でトップチューブの高い自転車に乗れる手法なのでは無いでしょうか。
とは言え、袴は広がりますので、チェーンカバーの無いような自転車では巻き込みや油汚れが付く可能性があります。
写真は通販の馬乗り袴です。ポリエステルなので汚れてもOKですが、個人的には、自転車の為にわざわざ袴を履くのも仰々しいように思えます。
裾をクリップで留める
裾をクリップで留めてしまい、開かないする方法です。ロングスカート化するイメージですね。
下記のサイトで実際に試している方がいらっしゃいます。一番手軽な乗り方のように思えます。
【外部リンク】ふだん着物辞典「着物で自転車に乗るコツ – クリップで裾を留める」
裾を足に絡ませる
乗る際に、左右の裾をそれぞれの足に絡ませてから乗る方法です。
左右に絡ませているので、風が吹いてもめくれることがありません。
クリップが無い時は、この方法が良いかもしれません。
下記のサイトで紹介されています。目から鱗です。
まとめ
自分の失敗から学んだ今回の手法、実際に試していきたいと考えています。
袴を履くのも仰々しいので、私が試すのは下記の2つ。
1.裾をクリップで留めて、ロングスカート状にしてしまう。
2.乗る時に、左右の足に裾を巻き込ませる
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個人的には、クリップで留める方が、確実に止まった感じがするため、こちらをメインに考えていきたいと思います。
<追記:2019/3/20>
上記を実践してみました。
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