Vive Cosmos Eliteの画質の設定

2020年12月26日

Vive Cosmos Eliteのグラフィックの設定は、「動き補償」「パフォーマンス優先モード」があります。

GPUの種類によって、対応・非対応が決まっているようです。

モーション補正とは、VR アプリケーションのフレームレートを滑らかにし、よりシームレスなビジュアル体験を実現するための機能です。 アプリが必要なフレームレート(VIVE Cosmos では 90 FPS)を一貫して提供できない場合、モーション補正はフレームレートを半分に減らし、高度な予測アルゴリズムにより不足しているフレームを合成します。その結果、レンダリングに必要な処理能力を抑えつつ、つっかえやラグのないスムーズなパフォーマンスを実現しています。また、VR のラグによる方向感覚の喪失や乗り物酔いの緩和にも役立ちます。モーション補正はさらにフレームレートを半分以下にし、必要に応じて、追加のフレームを合成することができます。ただし、合成されたフレームはアプリによっては、アーティファクトが発生する場合があります。
ここでは、モーション補正を有効にする方法を紹介します。
VIVE Consoleから、 > 設定 > ビデオをクリックします。そして、モーション補正オン/オフスイッチをオンにします。
対応するグラフィックカードは、以下の通りです。
NVIDIA® GeForce® GTX1060 またはそれ以上。AMD™ GPU のサポートは、近日中に予定されています。

https://www.vive.com/jp/support/cosmos/category_howto/what-is-motion-compensation.html

確認したグラフィックボード

GeForce GTX 1650

動き補償に対応していません。

GeForce RTX 2060

動き補償に対応しています。


Gefoce RTX 2070 SUPER

動き補償に対応しています。


Gefoce RTX 2080 SUPER

動き補償に対応しています。

GeForce RTX 3060 Ti

動き補償に対応していません。(2020/12/25時点)

GPUの性能的には、十分対応できるはずなので、ドライバーが更新されることにより、対応されると考えられます。

Vive Cosmos Eliteのレンダリング解像度

SteamVRの設定を見ると、描画される映像の解像度が分かります。

Vive Cosmos Eliteの解像度は、以下の通りです。

Vive Cosmos Eliteの画質の設定描写される解像度描写される画素数
標準(100%)2016 x 2380 px9.6Mpx

ディスプレイの解像度と描画される解像度が違う点については、下記の記事にまとめています。Oculus Quest 2を元に書いていますが、考え方は同じですのでご参考までに。

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参考(Vive公式サイト)