「QooCam Studio v1.4.3.9」で10倍スローモーション・8k写真検証

2019年4月16日

QooCam Studioのv1.4.3.9が公開されていました。

ダウンロード

公式サイトのうち、下記のページでダウンロードできます。

QooCamの商品紹介の「アプリケーション」欄からは、v1.3.0.2しかダウンロードできないので、注意が必要です。

新しい点

AIを駆使したスローモーション「AI Slow Motion」が追加されました。実に10倍! 4k@60fpsで撮影した動画が600fpsで撮影したかのように自然なスローモーションがかけれるそうです。

写真の画素数を8640×4320にあげれる「Super resolution」の機能が追加されました。

検証

動画

元データ(4k@60fps)

10倍スローモーション

桜の枝の揺れや、視野の右側の桜の木にぶら下がっている札を見ると、自然な動きの動画が出来ています。実質、毎秒6コマしかない動画でここまで滑らかに動けば大したものではないでしょうか。

写真

VeeR投稿写真

元データ

Super resolution

一部切り出し

上記の写真の中から、一部を切り出しました。手作業ながら、なるべく同じような部分を切り出しています。

元データ

Super resolution

残念ながら、解像感が上がった感じはありません。無理やり引き延ばしただけといった印象です。

まとめ

QooCam Studioがアップデートしており、機能が追加されました。AI Slow motionは滑らかなスローモーションが実現できていますので、アクティブな動画を撮影される方には有用な機能です。

一方、写真のSuper resolutionの機能は解像感はそのままに、拡大しただけのように感じます。こちらは現状では使用する価値を感じません。QooCamはVuze XRやInsta360EVOと比べて画素数が劣るだけではなくて、ノイズが出やすい機体です。ファームウェアのアップデートなりで、撮影時に工夫をしない限りは画質の向上は難しいのではないでしょうか。