【京都散策】嵐山 竹林の小径 QooCam 8k撮影 [VR360, 8k, 3D audio]
QooCam 8kを使って、8k画質360度動画を作成しました。
2020年2月の撮影です。
[8k 360°] Arashiyama Bamboo Grove [3D audio]
個人的に初の8k画質の編集で、手間取ってしまいましたので、久しぶりの投稿です。
YouTube
撮影機材など
撮影機材 | カメラ:QooCam 8k ジンバル:なし マイク:ZOOM H3-VR 自撮り棒など:QooCam 8k純正自撮り棒 |
BGM | 「花よ川よこの大地よ」 http://www.hmix.net/ |
使用ソフト | ・QooCam Studio v1.5.1.5 ・Premiere Pro 2020 v14.0.3 |
今回は、Premiere Proでは色やらフィルターやらは全く入れていません。再エンコードによる劣化はあるでしょうが、基本はQooCam Studioが吐いた動画そのものに近い動画となっています。
Google Map
JR嵐山駅を降りて、西に向かうと、竹林の小径があります。
今回はここを歩いています。
8k画質エンコード時間(Ryzen 9 3950X)
使用PC
使用したPCのスペックは下記の通り。
パーツ名 | メーカー | 品番 |
CPU | AMD | Ryzen 9 3950X |
メモリー | ー | 16GB 2枚 |
SSD | Intel | 660p NVME M.2 1TB |
GPU | MSI | GeForce RTX 2080 SUPER |
5.7k画質エンコード時
下の記事で、5.7k画質のエンコードを行った時には、CPU「Ryzen 9 3950X」は半分手を抜いていました。
8k画質エンコード時
上記の記事とは元動画も違いますが、Premiere Proでの、この動画のエンコード時のCPUの使用状況が下記のスクリーンショットです。
ほぼ、100%CPUを使用しています。5.7k画質では遊んでいたRyzen 9 3950Xも8k画質の動画のエンコード時には、本気を出すようです。
ちなみに、この動画(3分50秒)のエンコード時間は、15分50秒でした。
雑感
作成したファイルをOculus Rift Sで見ると、ちょっとビックリする程度にキレイに見えました。Insta360 EVO等の5.7k画質のカメラで撮影すると画像の圧縮でつぶれてしまうような、葉っぱや風景がハッキリと見えます。
”これがOculus Rift Sの実力か!”と思わずにはいられません。8k画質になってくると、Oculus QuestとOculus Rift Sの画質の差は結構目立ってきます。
言い換えると、8k画質の撮影でやっとOculus Rift Sの性能が発揮できます。
とは言え、これで十分な画質かというと、そうでも無さそうです。
撮影した日は雪が降っていたのですが、Oculus Rift Sで見ても雪は殆ど認識できません。元の動画をよく見ても雪が見えませんので、「8k画質でもまだ肉眼には届いていない」という印象です。
また、今回の動画の約2分くらいから30秒間の少し暗い場面では、画像全体の脈動があります。ソフトウェアでの手振れ補正で起こる「コンニャク現象」が起きています。QooCam 8k本体の問題なのか、QooCam Studioの手振れ補正の問題なのかの切り分けは出来ていませんが、今後検証していきたいところです。
- 8k画質動画で、やっとOculus Rift Sの性能が引き出せる
- QooCam 8kは暗いところで、コンニャク現象が起きやすい?(要確認)
- 8kエンコード時には、多コアCPUも本気を出す
Ryzen 9 3950XのPCを買っておいてよかったと思う今日この頃です。
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