【実機レビュー】DELL G5 5505:All AMDのゲーミングノート【VRを試す】■Ryzen7 4800H /16GB /Radeon RX 5600M■

2021年3月5日

HMDを接続してみた

各HMDを使った場合、どれくらいのフレームレートが出るのかを調べました。

フレームレートをテストしたアプリの詳細はこちら。

重たいアプリの代表格として、Asgard’s Wrathをテストしていますが、DELL G5 5505では、そもそもAsgard’s Wrathが立ち上がりません。Radeonに対応していないのでしょう。

DisplayPortモデルのHMDの配線

DELL G5 5505は、左側奥に、miniDPを搭載しています。Oculus Rift SやVive系等は、このポートを使えば、動かせます。

左側のUSBもUSB3.1に対応していますので、配線はすっきりします。

Oculus Rift S

Oculus Rift Sのリフレッシュレートは80Hzです。各アプリでどれくらいのフレームレートが出るかを測定しています。

Oculus Rift Sのグラフィック設定について

品質を優先

Oculusアプリの設定を「品質を優先」として、各アプリのフレームレートを調べています。

前述のように、Asgard’s Wrathは起動しません。80Hz(Oculus Rift Sのリフレッシュレート)以上のフレームレートが出ていますが、ちょこちょこ一瞬画面が固まる現象が起きます。フレームレートほどには快適性がありません。

パフォーマンスを優先

Oculusアプリの設定を「パフォーマンスを優先」として、各アプリのフレームレートを調べています。

前述のように、Asgard’s Wrathは起動しません。80Hz(Oculus Rift Sのリフレッシュレート)以上のフレームレートが出ています。この設定ではPCへの負荷はかなり抑えられているはずです。

ところが、Half Life:ALYXではちょこちょこ一瞬画面が固まる現象が起きます。メモリーのキャッシュをうまく使えていないのか、頭を早く動かすと、映像が一瞬固まります。

フレームレートほどには快適性がありません。

Vive Cosmos Elite

Vive Cosmos Eliteのリフレッシュレートは90Hzです。各アプリでどれくらいのフレームレートが出るかを測定しています。

Vive Cosmos Eliteのグラフィック設定について

レンダリング解像度:100%設定(4032×2380)

動画の設定欄のレンダリング解像度を100%(解像度:4032×2380)として、各アプリのフレームレートを測定しました。

前述のように、Asgard’s Wrathは起動しませんし、その他のアプリでもフレームレートが90fpsを切る形となっており、快適とは言えません。

Pimax 8k Plus

Pimax 8k Plusのリフレッシュレートは72Hz、90Hz、110Hzから選べます。各アプリでどれくらいのフレームレートが出るかを測定しています。

Pimax 8k Plusの視野角の設定について

視野角「Normal」(片目:3080 x 2632)

Pimax 8k Plusの視野角の設定を「Normal」(解像度・片目:3080 x 2632)とした時のフレームレートを調べます。この設定では、視野角が広く没入感が高い設定です。

前述のように、Asgard’s Wrathは起動しませんし、その他のアプリでもフレームレートが72fpsを切る形となっており、快適とは言えません。

高視野角で楽しむのは、ちょっと難しいようです。

視野角「Small」(片目:2228 x 2632)

Pimax 8k Plusの視野角の設定を「Small」(解像度・片目:2228 x 2632)とした時のフレームレートを調べます。この設定で、一般的なHMDよりも広い視野角を体験できます。

前述のように、Asgard’s Wrathは起動しません。その他のアプリで72Hzを超えている物もありますが、微妙にカク付くことがあり、快適に感じません。

視野角「Potato」(片目:1776 x 2632)

Pimax 8k Plusの視野角の設定を「Potato」(解像度・片目:1776 x 2632)とした時のフレームレートを調べます。この設定では、視野角が狭く、Pimax 8k Plusの性能を活かし切れているとは言えません。

前述のように、Asgard’s Wrathは起動しません。

その他のアプリで72Hzを超えてきていますが、頭を早く動かすと、カク付きます。