Oculus Rift S レビュー:ノートPC+GPUボックスでPremiere ProのAdobeイマーシブ環境が使えた!(RTX2070)

2019年8月8日

Oculus Rift SはDisplayPortとUSB3の端子が必要です。私のノートPCにはDisplayPortが付いていなかったので、GPUボックスをThunderbolt3で接続しました。

グラフィックボードをRTX2070に変更して、Adobeイマーシブ環境が立ち上がるのかどうか、テストをしてみましたのでまとめます。

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前回の試み:「AKiTio Node」+「GTX1050Ti」

180度3D動画の編集でAdobe Premiere Proを使っています。

Adobeイマーシブ環境が動作すると、編集中にVRゴーグルで3D動画がプレビューできるのでとても便利ですが、前回、GPUボックスにGTX1050Tiというカツカツの性能のグラフィックボードを積んでみたところ、Adobeイマーシブ環境は機能しませんでした。

前回の試みで、Adobeイマーシブ環境が動作しない原因としては以下の2点が考えられます。

  • グラフィックボードGTX1050Tiの性能がカツカツすぎる
  • GPUボックスの接続(Thunderbolt3)の帯域がそもそも足りない

が、手元にあるグラフィックボードはGTX1050Tiしか無かったために切り分けが出来ませんでした。

今回新たに、RTX2070の物を購入しましたので、テストしてみます。

準備した物

ノートPC:「Dell G5」

私のPCはDellのG5 5587です。スペック的には、Oculus Rift Sが使えそうなのですが、実際には、DisplayPortの問題でそのままでは使えませんでした。

項目スペックOculus Rift S
推奨スペック
Oculus Rift S
最小スペック
CPUCore i7-8750Core i5-4590
Ryzen 5 1500X
以上
Core i3-6100
Ryzen 3 1200
FX4350
memory16GB8GB以上8GB
GPUNVIDIA GeForce GTX 1060
Max Q 6GB GDDR5
NVIDIA GTX 1060
以上
GTX 1050Ti
GTX 960
Radeon RX 470
Radeon R9 290
ポート・USB 3.1 Type-A x 3つ
・Thunderboltと
 DisplayPortをサポートする
Type-C Thunderbolt3
・HDMI2.0
etc.
DisplayPort1.2
USB 3.0 x 1つ
DisplayPort1.2
USB 3.0 x 1つ

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GPUボックス:「AKiTio Node」

GPUボックスは「AKiTio Node」を使っています。

選んだ理由はRTX2080やRTX2070で動作確認をしているサイトを見付けたからです。

グラフィックボード:「PALIT RTX2070 DUAL」

せっかくなので、Adobe Premiere Pro推奨のグラフィックボードを選択しています。

PCパーツはドスパラで購入することが多いのですが、その中で最安の下記の商品を選択しました。

下記のようなUSB Type-Cを搭載しているグラフィックボードにしたら良かったかと後悔しています。というのは、私の買ったGPUボックス「AKiTio Node」はThunderbolt3が入力1端子しか無いため、Thunderbolt3のデイジー チェーンが出来ません。下記のグラフィックボードがデイジーチェーンが出来るのかどうかまでは調べ切れていませんが、USB Type-Cを搭載したボードならば、配線がスマートになりそうです。

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組み立て

GPUボックス「AKiTio Node」自身は、下記の記事で触っていますので、ご参考までに。


前回使用した、グラフィックボード・玄人志向製「GF-GTX1050Ti-4GB/OC/SF」と比べると今回の Palit製 「GeForce RTX2070 8GB Dual Ver.2」はヒートシンクの分だけ大きくなっています。

裏返してみると、部品点数こそ違う物の、基板の大きさはほぼ同じ。

基板の上部には、八極の電源端子が見えます。AKiTio Nodeは八極の電源端子を2つ持っているので問題なく取り付けが出来ます。

AKiTio Nodeに取り付けてみたところ(ピンボケしちゃっていますが)まだまだ容量に余裕があります。

電源端子も問題なく刺さっています。

裏面の端子は、DisplayPort3つ、HDMI1つ、DVI1つとなりました。

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設定

接続

ひとまず、AKiTio Nodeの電源を入れて、PCとThunderbolt3で接続します。

デバイスマネージャを立ち上げると、案の定というか、いつものようにと言うか、RTX2070が起動していません。

ドライバーの再インストール

GeForce Experienceを立ち上げ、ドライバーを選択します。

ドライバーの右側の縦に並んだ3つの点の部分をクリックして、「ドライバーを再インストール」を選択します。

クリーンインストールをしたいので、下記の選択肢の内、「カスタムインストール」を選択します。

しらばらく設定確認が入った後に、下記の画面がでます。「クリーンインストールの実行」を選択して、右下の「インストール」をクリックします。

しばらく待つと無事、インストールが終了しました。

元々同じバージョンのドライバーを入れていたからか、今回は再起動を要求されませんでした。

デバイスマネージャを見てみます。今度はキッチリとRTX2070が起動しています。

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配線変更

前回、Adobeイマーシブ環境を試した時に、VRヘッドセットと、Windowsのメインディスプレイは同一GPUにつながっている必要があると経験しています。

そこで、液晶ディスプレイをRTX2070に繋ぎます。

繋いだディスプレイを「設定 ⇒ ディスプレイ」から、「これをメインディスプレイにする」にチェックを入れます。

後は、Oculus Rift Sの配線です。

メインディスプレイが接続されているRT2070にOculus Rift SのDisplayPortを接続し、PCのUSBポートにUSB3端子を接続します。

以上で、ハードウェアの設定は終了です。

Adobeイマーシブ環境を試す

ハードコアの設定が終わったので、Premiere Proを立ち上げてみます。

Premiere Proのプログラムモニターを右クリックして、「Adobeイマーシブ環境」をクリックします。

すると、「SteamVR」が立ち上がります。

再生ボタンを押すと、すんなりと再生されました。

当然、コントローラーのスティックを上に倒すと、タイムラインも表示できます。

あっけなく、Adobeイマーシブ環境が使えました。

まとめ

ノートPCにThunderbolt3接続で、GPUボックスを繋いだ環境で、Adobeイマーシブ環境が使えました。

また、Premiere Proの対応VRヘッドセットに乗っていないOculus Rift Sですが、Adobeイマーシブ環境で使用できることが分かりました。

ただ、配線に制限があります。制限は、

Windowsのメインモニターと、VRヘッドセットが同じグラフィックボードに刺さっている必要があります。

これさえクリアーできれば、Adobeイマーシブ環境が使えるようです。

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