Oculus Quest用ヘッドクッションを買ってみた話

2020年2月2日

Oculus Questは、バッテリーやらモニターやらの重量物が顔の前に全て配置された作りになっています。

これが顔や首への負担になるのですが、負荷の軽減できないかと思い、ヘッドクッションを購入してみましたのでまとめます。

購入したクッション「Newzerol For Oculus Quest VR用 カバー」

私は「Newzerol」製の物を購入しましたが、現在(2020/2/2)品切れのようです。下の商品のように類似品は多数出てきているようです。

内容物確認

本体とメッセージカードのみが入っていました。

本体の作り

Oculus Questのヘッドバンドの後頭部部分につける商品なので、それに沿った形です。

三角形の3つの角の部分に1つずつと、辺の部分に1つずつの計 3 + 3 = 6つの面ファスナ(マジックテープ)が付いています。

裏面は、頭に直接あたる部分ですね。こちらには、平坦な作りになっています。

重さ

重さは31g。クッションですので、重さは感じないですね。

取付てみる

Oculus Questのヘッドバンドの後頭部部分に、奥からかぶせます。

一つ一つ、面ファスナ(マジックテープ)を取り付けていけば終了です。

見た目は、ちょっとゴツくなった印象です。

純正のヘッドバンドに対して、頭に当たる面積が増えた分、締め付け感は緩和されます。また、後ろにもクッションが入ったからか、顔の部分への圧力も軽減しているように感じました。

とは言え、Oculus Quest自身が超フロントヘビーな構造ですので、「重心が顔の前面にある」点は変わりません。Oculus Questを長く使用すると、頬骨のあたりが痛くなってきます。

ヘッドバンドと併用してみる

下の記事で紹介したヘッドバンドと併用してみます。

普通に両方つけてみる

見た目がかなりごつごつとしています。

ヘッドバンドの利点だった、前後の位置の調整幅もクッションが邪魔してしまって効果が得られなくなってしまいました。

クッションの厚みの分、ヘッドバンドを固定する面ファスナーの長さが足りなくなり、ヘッドバンドがかなり後ろに寄ってしまっています。

これでは、ヘッドバンドの利点であったポジションの固定化が出来ません。

一工夫入れてみた

何とかヘッドバンドを前に寄せたいと思い、クッションの頭頂部の面ファスナーで、ヘッドバンドを固定してみました。

これで、ヘッドバンドをかなり前方まで移動させることが出来ました。

Oculus Questをはめると、ピッタリと思った位置に装着できますし、これだけ前方に支えが来ると、Oculus Questの前方への重さが軽減されました。頬への圧迫がマシになります。

”幅が広いKIWI製のヘッドバンドを前方で固定する”というのが、重心を後ろ寄りに引き寄せているのではないでしょうか。

まとめ

Oculus Quest用のヘッドクッションを購入しました。

効果のほどは以下の通りです。

Oculus Quest用ヘッドクッションの使用感

  • 後頭部にかかる負荷は軽減される
  • 顔にかかる負荷も少しだけマシになる
  • 頬への負荷は変わらない

頭への締め付けが軽減されたように感じます。さらに、以前購入したヘッドバンドと併用すると、

Oculus Quest用ヘッドクッションとヘッドバンドの併用

  • 後頭部にかかる負荷は軽減される
  • 顔にかかる負荷がマシになる
  • 頬への負荷が軽減

合わせ技で、装着感がアップしました。もしかすると、今回購入したクッションを使用しなくても、ヘッドバンドを前よりに固定することが出来れば、ヘッドバンドのみで、疲れにくい使い方が出来るかもしれません。