Insta360 EVO・Vuze XR・QooCam 手振れ補正の性能比較

2019年4月17日

Insta360 EVOとVuze XRとQooCamとを並べて、日中に屋外で撮影してきました。

今回は手振れ補正の差について比較動画を作りましたので、共有いたします。

撮影状況

写真の状態で、自撮り棒を手で持って、撮影しています。

モーターなどの電動の駆動部分は全くない状態での撮影です。

動画内容

使用ソフトAdobe Premiere Pro 2019 v13.1.0

準備したデータは下記の通り。

Vuze XRVuze VR Studio(v3.1.5960)でrender
stabilization : Shake stabilization
Insta360 EVO加工なし
QooCamQooCam Studio(v1.4.3.9)でrender
Stabilization : Anti-Shake
Color Correction : ON

同時に撮影した映像を、下記の順に約15秒毎に切り替わるように編集しています。

  1. Vuze XR
  2. Insta360 EVO
  3. Qoocam

動画データ自身は、Premiere Proで文字を入れた以外は無加工です。

音・色共に専用レンダーソフトが吐き出したデータをそのまま使用しています。

Youtube

VeeR

まとめと所感

手振れ補正に大分差があります。

Insta360 EVOのヌルヌル感がすごいです。これは本当にジンバル要らないですね。

手振れ補正の効き具合は、

Insta360 EVO > Qoocam >> Vuze XR

といったところでしょう。

また、実作業に大きな差があります。

Insta360 EVOはカメラから取り出したデータを直接Premiere Proに放り込んで、このヌルヌル感です。

QooCamやVuze XRは、一度専用のレンダーソフトでMP4に変換してから更にPremiere Proで変換する、という手間がかかります。

Insta360 EVOは使い勝手という点で、他を圧倒しています。

(追記:2019/4/17) Vuze XRの手振れ補正がパワーアップ

Vuze XR用のレンダーソフトウェア「Vuze VR Studio」がアップデートで、手振れ補正がパワーアップしています。下記の記事でまとめていますので、ご参考までに。