【着物】男着物の加藤商店のオーダーフルセット
「男着物の加藤商店」様のオーダーフルセットが届きました。
頼んだ時には、「取り敢えず着物を手に入れよう!」という意気込みが先行して、右も左もわからない状態でした。対応頂きました店長様は、さぞお困りだったでしょう。
エイヤーで発注した後に、アンティーク着物や既製品やらを手に入れ、多少知識が付いてきた今の目線でもう一度見てみます。
納期について
納期について
1月末に注文して3月頭に納品されました。
1ヶ月半はかかっていません。公称通りの40日程度でした。
オーダースーツを作った時と変わらないように思います。
1月末に注文して3月頭に納品されました。
1ヶ月半はかかっていません。公称通りの40日程度でした。
オーダースーツを作った時と変わらないように思います。
生地の質感
同じポリエステルである、先日購入した既製品の着物と比べると、
- 生地がしっかりとしていて厚みがある
- 生地に立体感がある
といった点から、高級感を感じます。既製品はカーテンっぽいという印象を持っていましたが、こちらはそういう印象はありません。
厚みがある分、気温が上がってくると暑いでしょう。
厚みがある分、気温が上がってくると暑いでしょう。
サイズ感について
イオンモールのイベント中にお邪魔して、店長様にサイズを測ってもらいました。
裄・身丈は当然ぴったりです。
後ろ幅は少し大きいように思います。計算すると、当時のウエストから計算される後ろ幅で仕立ててあります。
裄・身丈は当然ぴったりです。
後ろ幅は少し大きいように思います。計算すると、当時のウエストから計算される後ろ幅で仕立ててあります。
この1ヶ月で体型が変わったというよりも、私の体型が後ろ幅が狭いと考えたほうが良いのでしょう。逆に言うとお腹が出っ張っている体型ということですが・・・
帯は紺を持っているので、グレーの物にしました。この羽織・長着のセットには合っていないです。
足袋は黒が入っていましたので、写真と違います。
サイズ表が同封されていました。再発注する時には、これを基準にすれば良いのでしょう。
付属品について
フルセットと言うことで、襦袢・長着・羽織の他に下記の物が入っていました。
腰紐
ポリエステルの腰紐がついていました。やはり、ポリエステルなので滑り、着崩れしやすいように思います。通販で購入したものよりも幅広ですが、化繊の腰紐は役目を果たさないのではないでしょうか。
草履
雪駄は持っているので、草履に変更してもらいました。差額で変更できました。
コルクが入っているため、履き心地は上々。まだ距離は歩いていないので、評価はこれからです。
コルクが入っているため、履き心地は上々。まだ距離は歩いていないので、評価はこれからです。
男〆
腰紐の変わりですね。表裏両方に滑り止め加工がされているため、着崩れ防止に役立ちます。滑り止めが付いているということで、帯を結ぶ時に、お腹で形を整えてからぎゅっと帯を回すと、長着も一緒に回転してしまいます。背中心も脇線も一緒に回転してしまい調整するのが大変。何か良い使い方があるのでしょうか。
長襦袢
襟の付け方から、関西風と呼ばっれる形と思われます。素材もポリエステルなので普段使い出来そうです。
ポリエステルは汗を吸わないので、これからの時期は綿の下着が要るように思います。
角帯
綿の角帯です。可もなく不可もなく、普段使いに使えるでしょう。
羽織紐
いわゆる「無双」と呼ばれる物です。乳(ち)にかける部分が比較的大きく、使いやすいです。
足袋
伸縮性があるタイプでした。私の足の形が標準と違うのか、足のサイズで足袋を選ぶと親指の先が痛くなるのですが、このタイプでしたら問題なさそうです。まだ距離を歩いていないので、評価はこれからです。
信玄袋
着物には合うのかもしれませんが、鞄好きの私の好みではありません。マチもあまりないし使わないように思います。男性向けの着物に合う鞄がもっとあっても良いと思うのです。
結論
初めての仕立てということで、良く分かっていないまま購入いたしましたが、良い買い物をしたのでは無いでしょうか。
合計金額としては、スーツ一式をセミオーダーで揃えるよりは安い、といったところでしょうか。羽織・長着・襦袢、それぞれを見ていくと、仕立てる手間賃が占める割合が大きいのではないでしょうか。
実際の使用感については、これから確かめていく形となります。
納期が40日必要であるということは、夏物もそろそろ考えないといけないんでしょうね。
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